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メキシコで就職、転職する際に気をつけたい7つのこと


投稿日 : 2018年 07 月 04日   更新日 : 2018年 07 月 04日   カテゴリー :メキシコで働く

こんにちは。クイックグローバルメキシコです。日本を飛び出して海外で働きたい!世界中から沢山の企業が進出しているメキシコで働いてみたい!という方からいつも多くのお問い合わせをいただいております。メキシコには様々な職種の求人がありますので、気になる方は「メキシコで働かないとわからない!職種別、メキシコと日本の違い」こちらの記事で仕事内容をご確認ください。さて、実際にメキシコでの就職・転職活動を始めると、仕事内容はもちろんですが、それ以外に、治安、住居、給料、保険、などなど気になることが沢山でてきますよね。実際にメキシコで働くにあたり、気をつけておきたい7つのことをまとめました。是非ともメキシコでの求職活動に参考にしてください!最新のメキシコの求人で気になるお仕事がございましたらこの7つについてもチェックされてみてはいかがでしょうか。

治安面について

日系企業が多く集まるグアナファト州やアグアスカリエンテス州などは比較的治安が良い場所も多く、外務省の海外安全ホームページでも危険レベル対象外ですが、日頃から防犯の心構えは必要です。住居を決める場合は現地に詳しい会社の総務などに聞いて、事前に会社周辺の安全地域情報を確認しましょう。メキシコに限らず海外ではどの国でも同じことが言えますが、夜は一人で出歩かない、危険な地域には近づかないといった基本的な安全に対する心構えが非常に重要になります。外務省のウェブサイトなどはメキシコの治安を知るのにとても有効ですので渡航前には一読をお勧めいたします。
参考:外務省海外安全ホームページ

営業開始時間―メキシコは朝が早い!

意外に思われるかもしれませんが、メキシコは朝が早いです。5時台になると犬の散歩やジョギングをする人たちが活動し始め、トルティーヤ屋さんは5時半から開店するお店もあり、場所によっては6時台には通勤の車やバスで渋滞があるほどです。
会社の勤務開始は朝7時半から、就業時間内の朝10時、午後2時頃に朝ごはん・昼ごはん休憩があるという企業もございます。
また企業によっては無遅刻手当という嬉しい手当がある場合もあります。これも企業によりますが、現地採用の方は、月に一度も遅刻がなければ、週1日多く出勤した扱い(つまりその月は+4日勤務という扱い)になるという特殊なルールを採用している企業もあります。日本とは勤務時間に関する考え方が異なる場合がありますので、必ずご確認をお勧めいたします。

通勤手段・経路―車社会のメキシコ

日本の場合、都市部では特に電車通勤が多いのが特徴かと思います。メキシコは日本の5倍以上の国土という圧倒的な広さもあり、車通勤がメインとなることが多いようです。しかしながら、メキシコシティに続き、第2の都市グアダラハラ、モンテレイなど地下鉄が整備されている地域もどんどん増えてきているのを感じます。地下鉄などの整備はまだまだ時間がかかるかもしれませんが、市営などの公共バスや民営の長距離バスはどの地域もかなり網羅されています。地域、企業によっては通勤手段として、会社が送迎バスを出してくれるところもございます。また通勤用に会社から車が支給される場合もあります。通勤方法についても、事前の確認をしておきましょう。

給与面―メキシコペソと日本円との物価の違い

メキシコは日本に比べ物価が安く、経済的には暮らしやすいと言えるでしょう。地域によっても大幅に異なりますが、家賃の相場は月3,000〜12,000ペソ(日本円で約16,500〜66,000円)程度、外食は50〜100ペソ(日本円で約275~550円)前後で済むことが多いです。(1メキシコペソ=約5.5円前後 2018年5月現在)しかし家賃と物価が安いとは言え、日本への渡航費の捻出や今後の生活設計、日本への仕送りなどを考えると月々どのくらいの給与が必要なのか、ある程度の基準を決めておいた方がいいかもしれません。最終的には必要な経費を考慮した上で、希望給与額を算出しましょう。

居住についてー家探しの実態は?

メキシコの住宅事情は決して悪いわけではありませんので、広くて快適な家が見つかることが多いと思います。家探しに失敗しないためには、現地情報も重要ですので、治安面や通勤経路との兼ね合いなど、現地に詳しい人に相談するのがよいでしょう。日系企業であれば会社の総務の方が相談に乗ってくれると思いますので、まずはご相談されてみてください。企業によっては実際に渡航してから総務の方と一緒に探すケースもあるようです。
借家は部屋貸しや一軒家の家具付きなど、日本以上に様々なバリエーションがあります。ペットが不可な物件や、一年契約を条件にしているところも多いので、事前に確認しておいた方がいいでしょう。契約書を交わさない大家もいるようですが、トラブルを避けるためにも契約書の取り交わしを求めておいた方が安心です。部屋貸しの場合は光熱水費やネット費用などを人数で割りますので、これまでの価格などを聞くのも参考になります。

就労ビザー会社のサポートを確認しましょう。

日系企業の多くは、就労ビザサポートがあります。個人で取得するには手続きがかなり煩雑なので、まずは選考を受ける会社のビザサポートの有無を確認しましょう。 ビザの更新も会社が行ってくれるケースが多いようですが、ビザの申請や更新にかかる時間は時期やタイミングによって大幅に時間がかかるケースもございます。企業の担当者の方と相談しながら渡航日、就業開始日などを決めていきましょう。

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社会保障―IMSSと高額医療保険

メキシコではIMSS(Instituto Mexicano de Seguro Social)メキシコ社会保険公社への加入が義務付けられていますので、会社に勤めるのであれば、自動的にIMSSの保証は受けることができます。IMSSの社会保険料は事業主と労働者がそれぞれ負担します(詳しくは過去のこちらのページをご参照ください)。
IMSSは労災や医療保険、退職年金や失業保険、社会福祉などを含む制度です。メキシコで働く日本人の場合、特に気になるのが医療保険だと思われますが、IMSSに加入していれば基本的に診療代や薬代などは無料です。ただしIMSS指定の病院はたいてい混んでおり、長く待たされるなど、不便な点もあります。日系企業の中には高額医療保険に加入している会社もありますので、、気になる方は事前に確認されるのもいいでしょう。高額医療保険とは、医療機関と医療保険会社の提携医療保険で、私立病院での入院費など、支払いが高額になる場合に保険が適応されます。

メキシコでは数多くの日本人が活躍しており、昨年は長期滞在の在留邦人が1万1千人を超え、前年度比約121%と増加(注1)しています。日系企業の進出もさることながら、メキシコで日本人の気質と仕事ぶりが受け入れられ、歓迎されていることを表す数字だと言えるでしょう。是非、メキシコ就業を、ご自身の可能性のひとつとして考えてみられてはいかがでしょうか。

(注1)外務省2017年度海外在留邦人数調査統計より:メキシコは前年比約21%増加(1,953人)の増加という統計結果がでております。


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