hola spanish
こんにちは。クイックグローバルメキシコです。
弊社がメキシコへ進出を果たしました2015年以来、メキシコで就職を希望される日本人の方は年々増えてきているように感じます。自動車業界の企業が大変多く進出しているという背景もあり、自動車業界を希望されて就職を考えておられる方もいらっしゃいますが、日本の大学でスペイン語を勉強してきて、それを生かした“海外での就職”という選択肢の中で、今、最も急成長を遂げているメキシコを選択し、クイックグローバルメキシコでご案内している求人に応募される方も沢山いらっしゃいます。
メキシコで仕事をするにはもちろんですが、生活するにもまず必要になるのは、“スペイン語”です。
そして、メキシコだけでなく年々世界中でニーズが高まっているスペイン語。
スペイン語を公用語としている国や地域は世界20カ所以上にのぼり、英語、フランス語、アラビア語に次ぐ、4番目に多くの国で使用されています。(2015年7月4日 インスティトゥト・セルバンテスの報告書より)

アメリカ国内のヒスパニック(ラテンアメリカ系移民)は約5千万人以上、人口の約16%を占めており、インターネットにおいては利用者全体の8%がスペイン語使用で、第二言語としても世界中で使用されています。
そうした世界情勢の中でメキシコを含む新興国ビジネスでのスペイン語の需要はますます高まってきています。
メキシコで就職をお考えの方々で既にスペイン語を勉強されておられる方が多くいらっしゃると思いますが、メキシコでの日常生活や社会活動に於いてスペイン語でのコミュニケーション能力は必須です。
スペイン語学習者の、スペイン語で「読む」「聞く」「書く」「話す」といった総合的な能力を証明する為に持って置くと最も便利な、世界で通用する国際スペイン語資格があります。

外国語としての国際スペイン語能力検定「DELE」をご存じですか?

国際スペイン語資格の「DELE」とは?

「DELE」とは、正式名の「Diploma de Español como Lengua Extranjera」を略したものでスペイン語を母国語としない人々の為のスペイン語能力を証明する、いわゆる国際スペイン語検定です。
「DELE」はスペイン政府が設立したスペイン語圏のスペイン語教育、文化普及を目的とした非営利団体インスティトゥト・セルバンテスによって運営、現在世界100カ国以上で実施されており、日本でも受験が可能です。

インスティトゥト・セルバンテス公式ページ

インスティトゥト・セルバンテス東京 日本語公式ページ

「DELE」は世界的に権威があり、多くの国の公立、私立の教育機関はもちろんの事、ビジネスの世界や商工会議所に於いて国際的に認められています。
学校や教育機関などで評価の基準として「DELE」が採用されており、非ネイティブに対して入学の必須条件としていたり、アメリカの幾つかの大学では卒業に必要な取得単位に含まれていたりと高い信頼性をもっており、これまでもスペイン国内外で10万人以上の受験者が受験しています。

「DELE」の資格を持つメリットとは?

次のようなものが挙げられています。

  1. 国際的に認められた、世界で通用する公認の資格である。
  2. 「読む」「聞く」「書く」「話す」といった、総合的な能力を測定されるので、実践的なコミュニケーション能力を持つことを証明出来る。
  3. 留学や就職の際の評価の基準として採用されているので、学内単位認定、試験免除、入試優遇されたりと、国内外での重要性は高まっている。
  4. 有効期限がないので、一度取得すれば永久に活用出来ます。

受験資格

  • スペイン語を公用語としない国の者
  • スペイン語を母国語として、又は第二言語として教育を受けていない者
  • 両親のいずれかがスペイン語を母国語としていない者

6段階の受験レベル

「DELE」は6段階の受験レベルに分かれていて、
A1 (入門 )、A2 (初級 )、B1 (中級 )、B2 (中上級 )、C1 (上級 )、C2 (最上級 ) があります。
それぞれのレベルの内容は下記の通りです。

DELE A1 (入門)

すぐに日常生活で必要な、よく使われる表現を理解出来て使いこなせる事が出来る。
対話者とゆっくりと、簡単に、コミュニケーションを取りながら話したり尋ねたり出来るレベル。

DELE A2 (初級)

自分の身の回りの身近な表現、よく使われる言い回しを熟知している。
自分や家族のこと、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写が出来たり、買い物など外出先や仕事などの簡単な日常的事柄に関して理解をして即座に対応出来る。一般的な質問について直接的な情報をやりとりして、意思を伝えたり表現したりすることが出来るレベル。

DELE B1 (中級)

日常での身近な事柄や学習、仕事に関する内容を理解する事が出来て
個人的な情報、経験、出来事、希望、願望、計画、意見などを簡単に表現したり、大抵の状況で適切に対応することが出来るレベル。

DELE B2 (中上級)

専門用語を必要としない一般的な会話において、複雑な内容や抽象的なテーマ、専門的な内容を理解する事が出来る。流暢かつ自然で、聞き手に困難を与えない会話能力を持ち、明瞭で詳細な文章を作成し、推論的分析、ディベートなどが出来るレベル。

DELE C1 (上級)

専門用語を含めある程度幅広い分野の文章や会話を展開する中で言外の意味や、対話者の態度、意図までを読み取りながら自在に言語を操り、流暢かつ臨機応変に自分の考えを表現し、社会的分野、ビジネス分野、学術的分野などにおいても常に状況と文脈に適した表現を使用出来る。また、複雑な文章を作成したり、テキストを利用して考えをまとめ、柔軟かつ効率的に言語を運用出来るレベル。

DELE C2 (最上級)

文章の長さ、複雑さ、抽象的表現、内容への認知度に関わらず、入ってくる全ての情報を理解し、スペイン語の多様性や言外の意味などを認識し、円滑にコミュニケーションが取れて必要に応じて推測することが出来る。
適切に単語や文法を運用し、学術的分野、またビジネス分野など高度で複雑な分野においてもニュアンスによって使い分けることが出来るレベル。

スペイン語で仕事をする為に必要なレベルとは?

下記の表によると、DELEのC1レベルはTOEICのスコア945-990点に該当するようですので、DELEのC2レベルはかなり高度な能力が必要であることが分かります。


画像:http://www.ubu.es/cursos-internacionales-cursos-de-espanol/dele-diploma-de-espanol-como-lengua-extranjera

一般的なビジネスレベルとしては、DELE B1、 DELE B2以上とされる事が多いようですが、実際にはスペイン語能力があるだけでは仕事で採用に至るのはなかなか難しいようです。
スペイン語力を活かして海外事業に関係する仕事を希望される場合は英語力も問われますので、DELEのみでなくTOEICのスコアも高得点を持っているとさらに有力でしょう。
多くの企業が、新卒の方を除いて何らかの専門スキルや実務経験を持っているかどうかを重視しています。
将来どのような職業、職種に就きたいのかを明確にして、目指している仕事に必要なスペイン語運用能力をつける為に、インターンシップやボランティア、アルバイトなどで経験を積むといった方法でも、実際の現場でビジネスレベルのスペイン語を実体験していることをアピール出来ます。
スペイン語能力評価の証明(DELE)と、英語を含めた実践的な語学能力と実務経験、これが採用への近道となりそうですね。

DELEを受験するには?

自分がどのレベルに該当するかわからない方は、こちらから無料でレベルチェック出来るようです。

AVEのDELEレベルチェック

結果は終了後に表示されますが、実際の試験はこちらにある問題よりも内容が複雑なようですので、判定はあくまでも参考程度に考えた方が良いでしょう。
また、「DELE」は一回の試験で複数のレベルを併願することが出来ません。
こちらのサイトには過去に出題された問題が掲載されているようですので、
6~7割の正解率を目安としてどのレベルを受験するのかをじっくりと検討してみてはいかがでしょうか?

DELEのモデル試験問題

試験概要

試験科目は、読解・聞き取り・文章表現(作文)・口頭試験になります。
スケジュールはレベル毎に違いますのでご確認下さい。

A1 8:30 集合
9:00-9:45 読解(45分)
9:50-10:10 聞き取り(20分)
10:15-10:45 文章表現(西作文)(25分)
A2 8:30 集合
9:00-10:00 読解(60分)
10:05-10:40 聞き取り(35分)
10:40-11:05 休憩
11:10-12:00 文章表現(西作文)(50分)
B1 8:30 集合
9:00-10:10 読解表現(70分)
10:15-10:55 聞き取り(40分)
10:55-11:20 休憩
11:25-12:25 文章表現(西作文)(60分)
B2 8:30 集合
9:00-10:10 読解表現(70分)
10:15-10:55 聞き取り(40分)
10:55-11:20 休憩
11:25-12:45 文章表現(西作文)(80分)
C1 8:30 集合
9:00-10:30 読解(90分)
10:35-11:25 聞き取り(50分)
11:25-11:50 休憩
11:55-13:15 文章表現 (西作文)(80分)
C2 8:30 集合
9:00-10:45 第1部 読解・聞き取り(105分)
10:45-11:10 休憩
11:15-13:45 第2部 聞き取り・読解・文章表現(西作文)(150分)

受験料

  • A1: 8,800円
  • A2: 10,800円
  • B1: 12,400円
  • B2: 15,400円
  • C1: 17,300円
  • C2: 18,500円

試験日程と試験会場

東京では年3回ほど実施されていますが地方は異なりますし、全レベルの試験が行われていない場合がありますので、詳細はインスティトゥト・セルバンテス東京のウェブサイトにてご確認下さい。

DELE試験日程・申し込み期間・受験料

DELE受験資格・申し込み方法

今注目されている新しい国際スペイン語検定の「SIELE」とは?

2018年、ついに日本でもインスティトゥト・セルバンテス東京にて実施されています。
SIELE 申し込みページ(英語)

「SIELE」は2016年から試験的に始まって急速に世界各国に広まりつつあります。
「SIELE」とは「Servicio Internacional de Evaluación de la Lengua Española」を略したもので、「DELE」を運営しているインスティトゥト・セルバンテスも関わっていて「DELE」と並ぶ新しい国際スペイン語検定になっているようです。
大きな違いのポイントは、「SIELE」は試験が電子化されたという事で、やはり時代に対応したシステムに変化しているのではないでしょうか。
その上、「DELE」はスペインが発祥地であるので、スペインで使われているスペイン語を標準として作られているようですが、「SIELE」はラテンアメリカで使われるスペイン語にも重点を置いているようですので、世界のグローバル化に対応した内容になっていることが窺えます。

「DELE」と「SIELE」の主な違い

「DELE」と「SIELE」の主な違いを表にまとめてみました。

DELE SIELE
発祥地 スペイン スペイン・メキシコ・アルゼンチン
開始した年 1989年 2016年
運営機関 Instituto Cervantes A technology and marketing company selected through a competitive bidding process: Telefónica Educación Digital
受験対象者 非ネイティブスピーカーの学生・青年・成人 非ネイティブ・ネイティブスピーカーの青年・成人
試験会場 100カ国以上、1000箇所以上の会場 67カ国、540箇所以上の会場、現在も増加中
(2018年、日本でも実施開始)
試験形式 各試験会場にて
紙媒体
各試験会場にて
コンピューター(事前予約)
試験科目とレベル 読解・聞き取り・文章表現(作文)・口頭試験
A1―C2
読解・聞き取り・文章表現(作文)・口頭試験
A1―C1(C2はない)
試験結果の表示 合格・不合格 1000点満点での点数評価
試験結果が出るまでの時間 最大3か月 3週間以内
資格の有効期限 なし(永久) 2年間

その他、詳細は「SIELE」公式ページにてご確認下さい。

公式ページには「SIELE」の練習問題も掲載されているようですので、ご興味がある方は「DELE」の問題との違いを体感してみてはいかがでしょうか?

「SIELE」の練習問題(英語)

新しい国際スペイン語検定の「SIELE」は、日本でも実施されるようになり、今後さらに注目されてくると予想されます。今後の動向に目が離せないですね。