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海外で就職に成功する方法とは?今すぐできる10の行動アイデア


投稿日 : 2022年 05 月 11日   更新日 : 2022年 05 月 11日   カテゴリー :メキシコで働く


近年のグローバル化により、海外での就職に関心を持つ人は増加傾向にあります。一方で、いつかは海外で働きたいと語学の勉強を頑張りながらも、日々の忙しさに流されてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、海外で就職するために具体的に何をすべきか、今すぐできる10のアクションプランを紹介したいと思います。いつかではなく、今できることを着実に行うことで夢は実現にぐっと近づきます。ぜひ一歩踏み出してみてください!
参考記事「話題の海外転職。今、世界へ飛び出す方の特徴とは
海外で働きたい人へ、新卒でメキシコ就職を選ぶ7つのお勧めポイント

1、語学を学ぶ

海外で働くには、語学力がある方が有利です。仕事の上で必要というだけでなく、プライベート面でも現地の方と会話ができた方が楽しく、充実した生活が送れます。
第二外国語を選択する時によく持ち出される指針に、話者数が挙げられます。これは、話者数が多い言語を学ぶ方が、少ない言語より利用頻度や価値が高い為です。世界の言語を見る時、母語と話者数の2つを区別して捉え、母語はその名の通り生まれた国で話されている共通語を指し、話者数は母語以外で準ネイティブとして話される言語を含めた数を指します。例えばアメリカの南部にはかなりの数のスペイン語話者がおり、アメリカの母語は英語、話者数は英語に続きスペイン語、という具合です。
2022年の母語ランキングが、上位より中国語、英語、スペイン語、ヒンドゥー語、アラビア語(※1) と人口に拠るのに対し、話者数ランキングは英語、中国語、 ヒンドゥー語、スペイン語、フランス語(※2) となっています。話者数ランキングは世界で通用する言語の力の強さを表します。

学習する言語を選ぶ際、話者数ランキング上位の英語、中国語、ヒンドゥー語、スペイン語、フランス語のどれを習得すれば、海外での就職に成功できるのでしょうか?
日本人が海外就業する場合、日本語と外国語の両方を使用する仕事が考えられますが、海外で日本語とヒンドゥー語、もしくは日本語とフランス語を活かす仕事はかなり限られているといえるでしょう。そこで現実的なのは英語、中国語、スペイン語となります。
また、海外の求人を検索するときは、語学レベルの要件に注目してみてください。日常会話レベル、ビジネスレベルのように記載されていることがよくありますが、具体的に企業が採用活動の参考にしている指針に、CEFRヨーロッパ言語共通参照枠(※3) があります。英語はTOEIC、中国語はHSK、スペイン語はDELEの例で対照表をご覧ください。




企業が一般的に海外勤務に求める語学レベルは「実務に対応できる準上級者」以上と言われています。
しかし、英語はビジネスレベル話者が多く、中国語は日本語の話せる中国人が台頭してきており、言語を武器に就活する場合、英語・中国語ともに高度なレベルが求められます。一方、スペイン語は英語や中国語よりも学習者が少ないため、他の二つの言語よりも求められるレベルが低い傾向にあります。特にメキシコでは日系企業の進出増加に伴いスペイン語のできる人は常に売り手市場であるため、「習得しつつある者・中級」レベルでも就職の要件を満たすケースがあります。
(※1)出典:文部科学省「 世界の母語人口
(※2)出典:statista「 The World's Most Spoken Language
(※3)Common European Framework of Reference for Languages:CEFR、ヨーロッパ言語共通参照枠

2、短期留学で海外を見てみる

海外就職に関心を抱き、その国に視察旅行に行く方も少なくないでしょう。しかし、短期間の旅行で抱く印象と住むことで得られる印象は異なるものです。実際に就職する前に短期留学をしてみて、気候・標高が合うか、人々はどのような気質か、月々必要な経費はどれくらいか、などをリサーチしながら生活をしてみてはいかがでしょうか。
留学先の選定は、大学生の場合、海外の大学と協定を結んでいるケースがありますので、まずは大学の留学センター等に確認してみましょう。社会人対象の留学先も多々あります。ご興味をお持ちの方は下記記事をご参照ください。
スペイン語の通訳としてメキシコで活躍するには?「大学で学ぶ
メキシコで働くための12ヵ条「語学留学について

3、海外で求められるスキル・経験を積める仕事に日本で就く

現在、8万社を超える日系企業がメキシコ含む世界各国に進出しており(※1) 、業種は製造業が一番多く4割超、次に金融・保険業と続きます。


(※1)出典:外務省「海外進出日系企業拠点数調査

「ものづくりニッポン」の技術は今も世界中で認められており、技術指導を行う傍ら、現地の豊富なマンパワーを利用した製造業は、海外から日本経済を支えています。
日本の優秀な技術者はどこの国でも大変重宝されますが、ある程度の経験を求められます。技術畑の方は日本の製造業で研鑽を積まれた後、海外に転職されてはいかがでしょうか。経験ある技術者の場合、比較的高待遇が期待でき、また中には語学スキルを求められない求人もあります。技術スキルと語学スキルの双方を持っていれば、より多くの選択肢の中から自分に合った仕事が見つけられます。
参考記事「その技術、世界で活かしませんか?メキシコ現地企業が日本人技術者を大募集中!

4、どんな仕事があるのかを調べる

海外には具体的にどんなお仕事があるのでしょうか?
先に述べたように、海外進出している日系企業は製造業、金融・保険業、教育、卸売り・小売業などが上位を占めます。中南米で一番日系企業数が多いメキシコの1位も製造業です。メキシコの製造業では、技術職、営業職、通訳翻訳職、会計経理職、事務総務職などが求人数の多いポジションです。
求められる語学スキルは会社や業種によって異なり、技術職や工場管理職、営業職などは語学スキルより業界経験が重要視される傾向にあります。
参考記事「メキシコで働かないとわからない!職種別、メキシコと日本の違い

5、過去の体験談を調べる

では実際に弊社のサービスを利用して、アメリカとメキシコに就職された方の例をみてみましょう。
アメリカで会計の仕事をされていたHさんは、ステップアップのための転職を考え、弊社米国拠点のQUICK USAに相談、複数の会計会社の雰囲気、福利厚生などの説明を踏まえて応募し、今の会計会社に転職しました。
大学でスペイン語を学び、日本でもスペイン語を活かした仕事をしてたCさんは仕事でよりスペイン語の比重を増やすため、加えてライフワークバランスを考えた結果、メキシコで通訳翻訳職に就職しました。
他にも営業職総合職総務職に就職した先輩の仕事、生活の様子を是非ご覧ください。経験談には海外就業成功のヒントがたくさん示されています。

6、自己分析をして何がしたいのか、目標、キャリアプランなどを考える

とにかく海外へ出たいという思いに急かされて就活をし、採用決定後になって、思っていた仕事内容と違ったという理由や、ご家族の反対にあい、せっかく決まった海外就業を断念する方も少なくありません。このように、企業側、求職者側共に不幸な結果にならないよう、まずは自己分析が必要です。
自分が何をしたいのか、なぜその国で働きたいのか、目標とする将来像は、10年先のキャリアプランは、など、具体的なイメージやプランを考え、設定してください。その上で戦略を練ります。また自己分析をすると、自分自身の譲れない部分がわかったり、やりたいことがより明確になり、採用面接の時に説得力のある生きた言葉で自己アピールすることができるでしょう。
参考記事「メキシコ就職にも欠かせない!自己分析の方法

7、目標を定める、国を決める

いつか海外で働きたいなと漠然と考えていても、物事は前進しないものです。いつまでにこの国で就業するぞ!という期限付きの自己目標を定めましょう。その目標期日に向けて、語学資格の取得、自己分析、職種の選定、行きたい国のリサーチ、人材紹介会社への相談と情報収集、ご家族への説明などを進めることで、目標は現実に近づきます。
参考記事「 スペイン語の求人を世界中で探してみよう!
海外就職!~メキシコを選ぶ理由~

8、ビザについて調べる

海外で働く、又は海外で生活するにあたり、ビザの取得が一番の難関といえるでしょう。
ビザの種類や取得要件は国によって異なりますが、海外で就労し収入を得る場合、ビザの取得は必須です。
留学先や就職先として人気が高く、使用言語の異なる、中国、アメリカ、スペイン3国と、日本人就労者の多いメキシコの就労ビザ要件をピックアップしてみましょう。
*2022年4月現在の情報。


中国  Z査証

中国で就労するには、査証、就業証明書や外国人居留証明書の取得が必要です。受け入れ先の中国企業、派遣元の日本企業が申請手続きを行います。またビザの発行のためには、外国人就労者をハイレベル人材(A類)、専門人材(B類)、一般人員(C類)に分類し、職務経験、中国語能力、学歴等のポイントを満たすことが義務化されています。
引用:JETRO「就業・就労ビザの種類とその取得方法:中国


アメリカ E-1査証、H-1B査証

非移民として一時的に米国で就労する場合、米国移民法では仕事の種類に応じて特定のビザが必要となります。ほとんどの短期就労者のカテゴリーでは、就労ビザを申請する前に、将来の雇用主もしくは代理人が請願書を提出し、米国移民局(USCIS)の許可を得なければなりません。
アメリカは労働者のスキルや目的等によりビザが細かく分類されています。主に労働ビザと呼ばれるもののうち、企業貿易・投資を目的としたE-1査証や、専門職を対象としたH-1B査証などがあります。取得審査が厳しいことに加えて高額な費用がかかる為、より専門的なスキル・経験が求められます。
引用:米国国務省「米国ビザ申請


スペイン 企業内転勤、サラリーマン契約、自営業者査証

スペインにおいて就労する場合には、居住・労働許可の申請を行う必要があります。就労ビザとしては企業内転勤、サラリーマン契約、自営業者の労働許可の3種があります。
引用:在スペイン日本大使館「日本企業関係者の労働・居住許可等について


メキシコ 一時居住者用査証

メキシコで報酬を得る場合、まずは一時居住者用査証を取得します。4年以上就労が続く場合、居住者用ビザに切り替えが可能です。受け入れ先の企業がメキシコの移民局に申請し、就労者は日本のメキシコ大使館で仮の就労ビザを取得します。メキシコに入国後、移民局で一時居住者用査証に切り替えを行います。経験値で審査されることはほぼない為、ビザサポートをしてくれる企業が見つかれば、高い確率で取得が可能です。
メキシコ大使館「査証について


上記いずれの国でも、就労ビザ取得には、企業内転勤もしくは受け入れ企業が決まっている上で、雇用企業のビザ申請手続きのフォローが必要です。個人での就労ビザ取得はかなり難しいため、ビザ取得の難易度で就労する国を選択する方もいます。
その他、スペイン語を活かせる国でのビザ取得や、メキシコの就労ビザ取得については、下記の記事をご参考になさってください。
参考記事「 スペイン語の求人を世界中で探してみよう!
      「メキシコ渡航準備 気になる8項目

9、JICA海外協力隊に参加する

公的なインターンシップに近い、JICA海外協力隊に応募して海外で一定期間働くという手段もあります。受験資格には専門性が求められますが、派遣前に語学研修などがあり、現地の医療面サポートを受けられるなど、充実した制度です。
JAICA海外協力隊中南米派遣を経て、その後メキシコ就業された方の体験談も是非ご一読ください。

10、メキシコで仕事を見つけ、就職する

今こそ海外就職はメキシコがお勧めな7つの理由」でご紹介した通り、メキシコではスペイン語スキルを持つ日本人や、日本の製造業での専門的な技術を持つ方は常に売り手市場です。アメリカやヨーロッパにおいては、業界の実務経験や高度な専門性が求められる海外就業ですが、メキシコでは新卒採用も頻繁に行われており、また就業に必要な語学スキルも他の国より比較的低い傾向にあります。受け入れ企業が決定すれば、就労ビザ取得も他国に比べ容易と言われています。
アメリカに接し、豊富な自然資源と優良な若い人的資源を持つメキシコは今後も経済成長が見込まれており、世界GDPランキング2050年予想では日本を抜いて、7位になる(※1) と見られてます。新興国メキシコで働くことは、今後の人生設計においてプラスとなるでしょう。
(※1)出典:世界最大級のサービスファーム、PwC: PricewaterhouseCoopers 「The Long View How will the global economic order change by 2050?

11、まとめ

いつかは海外で働きたい!と思っていても、日々の忙しさに年月だけが過ぎてしまったという方は決して少なくありません。
海外就職への道は、一つ、二つとアクションを起こすことから始まります。是非最初の一歩を踏み出し、近い将来海外に飛び出してみませんか?


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