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海外で大活躍!スペイン語の通訳・翻訳職のキャリアパス


投稿日 : 2022年 09 月 20日   更新日 : 2022年 09 月 20日   カテゴリー :メキシコで働く

近年グローバル化が進み、日本においても海外志向が高まってきています。2021年10月時点、日本で働く外国人数は約173万人(*1)、海外に住んでいる日本人は134.5万人(*2)と、いずれも年を追うごとにその数は増え続けています。
海外で活躍する日本人が増えていることが関係しているのか、「子どもたちの人気職業ランキング100位」には外交官(6位)やNASAで働く(34位)など、海外勤務を想定した職業も見受けられます。今回は同集計で52位(*3)にランクインしている通訳・翻訳職に焦点をあてて、スペイン語の通訳・翻訳職についてご紹介いたします。
(*1)厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ
(*2)外務省「海外在留邦人数調査統計
(*3)ハローワーク「人気職業ランキング100」2022年8月時点

1、スペイン語の将来性

2022年、世界で最も話されている言語は、1位が英語、2位が中国語、3位がヒンディー語、スペイン語は4位であり、約5億人がスペイン語を話していると考えられています(*4)。下の図は、アメリカ各州で英語の次に話されている言語を示したものですが、アメリカではスペイン語話者が右肩上がりに増えており、現時点においてアメリカでのスペイン語話者数はスペイン本国の人口を超え、2050年には世界の10%がスペイン語を話しているという予測もあります(*5)



観光資源の豊富なスペインや経済成長を続けるメキシコ・中南米の国々だけでなく、アメリカでもスペイン語勢力は広まっており、スペイン語は英語に次ぐPower Languageと言えるでしょう。
将来性が高いスペイン語ですが、日本人のスペイン語学習者は英語や中国語に比べて少ない為、スペイン語ができる人材が需要に追い付いていない状況です。その為、スペイン語がマスター出来れば海外で働く道は飛躍的に広がります。
(*4)The Most Spoken Languages 2022
(*5)2050年には地球上の10人に1人がスペイン語話者

2、日本の大学や専門学校で学ぶ

とはいえ、日本では馴染みの少ないスペイン語。日本国内でスペイン語を学ぶにはどうすればよいのでしょうか。
あまり知られていませんが、「スペイン語の通訳としてメキシコで活躍するには?」でご紹介したように日本にはスペイン語を専門的に学べる大学は30以上あり、専門学校や語学教室も充実しています。またオンラインによるスペイン語教室は世界中のスペイン語ネイティブと会話することができ、発音や日常会話の言い回し等の上達が期待できます。大学や専門学校で文法・基礎を学び、オンライン教室でリスニング・スピーキングを学ぶのもよいでしょう。
スペイン語の通訳・翻訳者を目指すなら、国際的なスペイン語検定の「DELE」や「SIELE」認定を受けていると有利です。詳しくは「スペイン語を就職に活かそう!資格DELE・SIELEについて」をご覧ください。

3、まずは日本で働いてみる

日本ではスペイン語があまり浸透していない為、スペイン語圏出身の方との会話でも英語が使用されることが多いようです。とは言え日本にも10万人を超えるスペイン語話者や学習者がおり(*6)、商社、旅行会社などスペイン語スキルが歓迎される職種・企業は少なからずあります。スペイン語を活かした仕事をしたいけれどいきなり海外就業は抵抗があるという方は、まずは日本でスペイン語を使える仕事をしてみてはいかがでしょうか。
(*6)世界でスペイン語が話されている国

4、メキシコで働く(初心者)

海外で就職に成功する方法とは?今すぐできる10の行動アイデア」でご紹介したように、ビジネスシーンで求められるスペイン語の語学レベルは、学習者の多い英語や中国語に比べるとそこまで高くはありません。英語を活かす仕事ではほぼ間違いなくビジネスレベルが求められますが、日系企業の進出が盛んなメキシコでは、スペイン語と日本語の両方のスキルがある方は売り手市場であることから、日常会話レベルから応募できる求人があります。語学は日々使うことで伸びていくため、将来通訳・翻訳職のプロを目指すなら、スキルを十分に身に付けてから応募するより、まだビジネスレベルに到達していなくても、働きながら実践を通じて語学スキルにより磨きをかけましょう。
スペイン語が初級レベルから応募できる求人はこちら、日常会話レベルから応募できる求人はこちらから

5、メキシコで通訳・翻訳職として働く

日系企業がメキシコに進出して以来、通訳翻訳職のニーズは急上昇し、弊社では常に一定数の求人を保有しています。求められるスペイン語のレベルもまちまちで、即戦力としてビジネスレベルのスペイン語と業界経験を必要とする求人もあれば、スペイン語は日常会話レベルから応募でき、入社後によりスペイン語スキルを磨いてもらうため、語学レベルに応じた昇給制度を設けている求人もあります。
以前掲載している記事の、南米留学を経てメキシコの日系企業で通訳・翻訳職として新卒入社したDさんは、入社後もスペイン語の学習を続け、スペイン語能力検定「DELE」C1を取得し、昇給の機会を獲得されました。スペイン語を勉強していらっしゃる方、いずれスペイン語を活かして仕事がしたいと思われている方は、是非お気軽にご相談ください。
通訳・翻訳職の求人はこちらから

6、通訳・翻訳職を基軸に一つの業種のスペシャリストとして働く

メキシコを含む諸外国では、日本以上にキャリアパスが盛んです。スペイン語の通訳翻訳職としてメキシコの日系企業で就業し、専門用語を含むビジネススペイン語を習得すれば、益々メキシコで重宝されるでしょう。また、通訳翻訳職として働いた後、営業や総務など社内の別の部署に異動するというキャリアパスも珍しくありません。
メキシコの日系企業の多くは自動車産業に携わっており、完成車メーカーや自動車部品メーカー、商社、物流など業種は様々です。詳しくは「メキシコの自動車産業ではどのような仕事をしているの?」でご紹介しておりますが、例えば自動車産業など、ひとつの業種の色々な会社や部署で働くことにより、業界のプロフェッショナルを目指すことも可能です。

7、まとめ

日本にいると、海外で活躍する通訳翻訳職は身近ではありませんが、遠い世界の話でもありません。まずは一歩を踏み出してみることから始めてみませんか。
スペイン語を勉強中の方、スペイン語を活かした仕事をお探しの方は、是非クイックグローバルメキシコにご相談ください。

電話番号:+52-449-153-1400
メールアドレス: quick@919mexico.com

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