メキシコ求人情報とメキシコ就職・転職サポート
メキシコは経済発展が有望視されているというレポートも多く存在し、2050年には日本を抜いてGDP世界7位になるという予測も立てられているほどです。2023年の現時点においてもメキシコには数多くの日系企業が進出しており、日本語とスペイン語の両方を話せる方はたいへん重宝されます。今回はメキシコで就業しながらスペイン語レベルを向上させる例をご紹介いたします。
メキシコで就業しながらスペイン語レベルを向上させるには
海外に住んでいるだけで言語は自から身に付くと思っている方は少なくありません。海外在住でも日常の買い物や移動がスムーズにできるようになると、能動的に動かない限り語学スキルのレベルアップのスピードはどうしても落ちてしまいます。
よく言われることですが、言語習得は話したいことがあると伸びる傾向にあります。机型の学習が得意な日本人は多く、英語に関して言えば、TOEICは高得点でも実際に流暢に話せる人はそう多くありません。
そうは言っても、道行く見知らぬ外国人に向かって用事もないのに話しかけるのはかなり勇気がいります。語学習得の近道は、話さなければならない状況下に自らを置く、という方法です。以前の記事「メキシコで働く女性3名にインタビュー!生活や仕事について」の中で、メキシコ在住10年のCさんも、「語学学校で学んだスペイン語を基にメキシコで仕事をすることで、日常会話だけでなくビジネススペイン語に直に触れることができ、スペイン語のレベルはグンと上がります。」と、仕事を通じてスペイン語レベルが向上すると話しておられます。
「海外で就職に成功する方法とは?今すぐできる10の行動アイデア」でご紹介しました通り、話者数の多い英語、中国語、スペイン語の世界的語学レベルは下記のように分類されます。
企業が一般的に海外勤務に求める語学レベルは「実務に対応できる準上級者」以上と言われていますが、スペイン語は英語や中国語よりも学習者が少ないため、「習得しつつある者・中級」レベル、場合によっては初級・入門レベルでも就職の要件を満たすケースがあります。
では、具体的にメキシコで就業しながらスペイン語レベルを向上させるには、どのような仕事を通じて実現できるのかを語学レベル別にみていきましょう。
メキシコでの就業や生活ではスペイン語がベースになることから、いずれの企業も少しでもスペイン語を話す方は優遇される傾向にあります。しかし稀に「英語のみOK」の求人や、数は多くありませんがスペイン語不問の求人もあります。
仕事場のローカルスタッフは一部の管理職たちを除いてほとんど英語を話しません。スペイン語だけでやり取りが飛び交う職場にいると、数字や毎日使用される単語から自然と聞き取れる頻度が増えていき、新しく学んだ単語もすぐにアウトプットして試せるので、始めたばかりの方であっても、モチベーションを保ちながら楽しく習得できるでしょう。
初級・入門レベルは、DELEのA1、A2レベルです。弊社のレベル区分けとしては、西語初級~OKに当たります。
日本でのスペイン語学習者に置き換えると、大学で専門的にスペイン語を学習していない、個人的に学習を始めた方、続けている方にあたります。
初級・入門レベルで通訳・翻訳職にトライするのは難しいものの、少しでもスペイン語が話せる、伸びしろがある、やる気がある、などのポテンシャルがあると営業職や会計職、総務職などがスペイン語初級からでも応募できる求人を出している場合があります。
以前の記事「スペイン語初級でもメキシコに就職・転職できる?お仕事の特徴や職種について」もご参考になさってください。
「スペイン初級からOK」の求人はこちらから
日常会話レベルは、DELEのB1、B2レベルです。弊社のレベル区分けとしては、「スペイン語日常会話からOK」の求人に当たります。スペイン語学習者でメキシコ就業を目指す層としては、このレベルが一番多いと言えるかもしれません。
このレベルで応募できる求人としては、スペイン語+何かのスキルやタスクの抱き合わせ求人が多い傾向にあります。
これらの業務に共通でいえることは、メインでやり取りする仕事が日本語でありながら、付帯するやりとりはスペイン語で行う必要があり、都度社内の通訳・翻訳職を煩わせないでよい仕事といます。
「スペイン語日常会話からOK」の求人はこちらから
ビジネスレベルは、DELEのC1、C2レベルです。DELEのCレベルの難易度は偏差値で表すと60超えともいわれており、特にC2は長文や難しい単語が多く、長く通訳・翻訳職として働いている方でも一度での突破は難しいと言われています。
英語や中国語など、日本人の学習者が多い言語は、外国語を使った仕事をするとなると、このビジネスレベルが求められます。しかし前述の通り、日本語とスペイン語の両方のスキルを持つ方の母数自体が少ないこともあり、メキシコにおいて、ビジネスレベルのスペイン語を求められるケースは、専門的な通訳・翻訳職や即戦力が求められる場合です。
以前の記事「メキシコで”好き”を仕事にする方法」でご紹介したのぶしーとさんは大学時代にDELEのB2レベルを取得し、メキシコで通訳・翻訳職をしながらスペイン語に磨きをかけ、C2保持者となり語学スキルを活かし今も大活躍されています。このように、日常会話レベルから就業できるメキシコで語学スキルを磨き、新たなキャリアアップをすることも可能です。
いずれの職種であっても仕事の場面においてスペイン語を使うのは、旅行や日常会話と異なり、責任が伴います。やらなければならない環境に日々身を置くと、気が付けば、ヒアリングはもちろんのこと、スピーキングやライティングも語彙力が増し、センテンスも長くなり、ビジネスの言い回しを使いこなせるようになるでしょう。
「スペイン語留学よりメキシコ就職をおすすめする理由」は下記に挙げられます。
就業しながらスペイン語レベルを向上させるのは、今がチャンスではないでしょうか。スペイン語を学習されている方は是非、この機会にお問合せください。
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