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投稿日 : 2020年 09 月 01日 更新日 : 2020年 09 月 01日 カテゴリー :スペイン語を学ぶ
メキシコで働いている日本人の方が一度はぶつかる”スペイン語”という大きな壁。
こういった想いから、メキシコに行く前にもっと勉強しておけばよかったと思われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、既にメキシコでお仕事をされている方はもちろん、これからメキシコ就職をするためにスペイン語を上達させたいと考えている方々へ向けて、いつでもどこでも気軽にスペイン語が学べる「スパニッシュ・オンライン」をご紹介します。スパニッシュ・オンラインを主宰されている大塚さんから、サービスの内容をはじめ、実際にスペイン語圏での就職の為に受講されていた先輩のご紹介、スペイン語の将来性などざっくばらんにお話しいただきました。
スパニッシュ・オンラインさんに聞く、メキシコの仕事で役に立つスペイン語の上達のコツとは?
大学時代に世界中を放浪し、南米にも足を運びました。どこに行っても最低限のコミュニケーションが取れるようにとこの頃からスペイン語の勉強を始め、就職した後も英語とスペイン語の勉強を続け、休みが取れると中南米を訪れるようになりました。
当時は英語のオンラインレッスンが盛んで、私も利用していましたが、スペイン語では同様のサービスがありませんでした。折角オンラインでいつでも気軽に受講できるという利便性があるのだから、無いなら自分で作ってしまおう!と2011年にスパニッシュ・オンラインを立ち上げました。
1レッスンは25分で、いつでも好きな時間、好きな講師を選ぶことができる仕組みです。
10分前まで予約を受け付けていますので、少し時間が空いた時に受講ができ、無理なく続けていくことができます。本レッスンと同じ内容が体験できる無料レッスンも2回用意しています。
スペインに興味を持って、スペイン語を学びたい。初めての南米旅行で英語が全く通じず、次に行く時は現地の人とスペイン語でコミュニケーションを取りたい。語学の勉強自体が好きで、スペイン語を学びたい。メキシコに赴任することになったので、スペイン語を覚えてから渡航したい。など、様々なきっかけで入会されます。
スペイン語はまったく初めてという方から、ある程度ご自身で勉強されている方まで、レベルの幅は広いです。
選考基準は、対外国人にスペイン語を教える教育過程を終了していること、加えてその経験があることの2点を基準にし、書類選考と面接の後、模擬レッスンのテストを行います。
採用試験では教える技術はもちろん、講師のパーソナリティが当校のスタイルにあっているかなどを確認し、選考しています。
今はスペイン、グアテマラ、メキシコ、ペルー、コロンビアの5ヵ国の方に講師をお願いしていますが、今後アルゼンチン人などの講師を増やし、より多国籍化していきたいと考えています。
スペイン語には、主にスペインのスペイン語とアメリカ大陸のスペイン語に分けられます。大きな違いのひとつは、二人称複数形(あなたたち)が異なる点です。スペインでは”vosotros”を使いますが、ラテンアメリカでは”ustedes”を使います。使用する単語も一部異なり、例えば車はスペインでは”coche”(コチェ)、アメリカ大陸では”carro”(カロ)を使用します。ただし同じスペイン語圏であれば大体意味は通じますので、特に初心者のうちはさほど気にする必要はないでしょう。また、中南米の先生も”vosotros”を教えられますので、初級の場合はどの国の先生を選択されても大きな違いはないと思います。
特定の国の文化を学びたい、この地域の人たちと仲良くなりたいなどの希望がある場合は、基礎を学んだ後に土地固有の言い回しを学ばれてはいかがでしょうか。
はい、DELEの試験対策として世界中で使用されているEDELSA社の対策問題集シリーズを使用し、特に口頭試験(面接)・文章表現(西作文)を重点的に指導しています。
当校のレッスンは1コマ25分ですが、DELEの勉強をされている方には、2コマ連続50分のレッスンを、同じ講師と連続して受講することをお勧めしています。
関連記事:スペイン語を就職に活かそう!資格DELE・SIELEについて
DELEは、スペイン語圏の大学に留学される方や、スペイン語圏の会社に就職される方にとっては、スペイン語力を証明する資格として有効です。
ただ日本では、留学・就職目的よりも、自分の上達度合いを確認し、また、合格を目指すことで学習モチベーションを高めたい方が多いように思います。
DELEは読解・文章表現・リスニング・口頭試験読の4部門に分かれており、GRUPO1(読解、文章表現)、GRUPO2(リスニング、口頭試問)のそれぞれで合格ラインに達する必要があります。まずは現時点の自分のレベルを知り、目指すレベルの合格に必要なラインとのギャップを把握し、それぞれの部門別に技能対策をしていくことだと思います。※最上級レベルのC2では部門構成が異なります。
参考:DELEの傾向と対策
実はスペイン語圏では英語が通じない地域が多いので、多少の事前準備は必要だと思います。数字が聞き取れないと買い物もできません。何より現地の方とコミュニケーションが取れないと生活自体が辛く感じる人もいるようですので、語学を習得していった方がより海外生活を楽しめますよね。スペイン語圏の人達はとてもオープンなので、少しでもスペイン語が話せると喜んで仲良くしてくれる印象です。
ちなみにスペイン語を使って仕事をする場合はDELEのB2レベルが目安と言われています。
はい、いらっしゃいます。今回はその中から3名をご紹介させていただきます。
大学の第二外国語でスペイン語を履修していましたが、当時はほとんど話せなかったというAさん。スパニッシュ・オンラインで本格的に勉強を開始し、8ヶ月で一般的な会話に困らないレベルまで上達させました。その後スペイン語を武器に総合商社へ就職され、今後スペイン語圏への赴任を予定されています。
※Aさんへのインタビューはこちらから
Bさんはメキシコに駐在員として派遣されることが決まってから勉強をスタートされました。駐在先の仕事自体は英語を使用すると言われていたものの、現地スタッフとのやりとりが増えるに従い、スペイン語の必要性を痛感。毎朝出勤前にレッスンを受けてから、新しく覚えた単語や表現をその日の会話で意識的に使用し会話力をアップされました。その経験を基に『ストーリーで身につけるスペイン語基本会話』という参考書を出版されています。
※Bさんへのインタビューはこちらから
スペイン語の学習チャンネルで5,000人の登録数を誇るユーチューバーのCさんもスパニッシュ・オンラインの出身者です。Cさんはスペイン語に興味を持ち、日本で学んでいる時に参加したインテルカンビオの会で、オアハカの語学教師から欠員が出たことを偶然に聞き、「僕にやらせてください!」と手を挙げてメキシコで働き始めました。
※Cさんへのインタビューはこちらから、ユーチューブはこちらから
対面の語学教室やテレビ・ラジオの語学授業の利用者はここ10年程ずっと横ばいで推移していますが、当社を含め、オンラインクラス受講者は徐々に増えてきています。オンラインへの抵抗感がなくなってきたこと、中南米のインターネット環境が年々良くなってきており、インフラが整ってきたことなどが要因と思われます。
2つあると思います。
1つは、とにかくスペイン語を使う環境を作ること。
日本では意識してその環境を作らなければ、スペイン語漬けになることは難しいと思います。日々少しの時間でもスペイン語を話し聞く時間を作ることが大切です。
当校ではオフラインのコミュニティが活発で、生徒同志の交流会や、講師を日本に招いての懇親会を開催しています。中でも「ネイティブとおでかけ企画」として、スペイン語圏の旅行者が来日する際に、生徒がガイドを行うボランティア企画は好評です。生徒は1日中ネイティブと話す機会を得ることができ、旅行者は日本でスペイン語で観光案内を受けることができます。開催の機会も年々増えており、昨年は467回も、おでかけ企画を実施しました。
2つめはモチベーションを維持すること。
例えば「いつかDELEを受験したいな」という方と、「今年の10月のDELEで何がなんでもB2に合格する」という意識を持った方では、やはり習熟に差がでてきます。スペイン語に限らず、語学学習はモチベーションを高く維持することは簡単ではありません。忙しい毎日の中で、スペイン語に対する目標を忘れずに、頑張り続けて欲しいと思います。
「スパニッシュ・オンライン」は設立者である大塚さん自身のオンラインでの語学学習経験を活かして、スペイン語学習者の為に立ち上げられました。授業だけでなく実際に使用する環境を提供するなど、楽しく学べるように工夫されているようです。
最近は家にいる時間が増え、新しいことを始めたいと考える方も増えているのではないでしょうか。これを機に、あなたも話者数世界第2位のスペイン語を学んで、将来の可能性を広げてみませんか?
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