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スペイン語初級でもメキシコに就職・転職できる?お仕事の特徴や職種について


投稿日 : 2023年 01 月 12日   更新日 : 2023年 01 月 12日   カテゴリー :メキシコで働く

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メキシコ就職を希望されている方の希望理由のひとつとして、公用語であるスペイン語を勉強していたから、という理由も多いのですがそれとは別に、メキシコに魅力を感じ現地で働いてみたい、スペイン語を学び始めたところだけどメキシコで住んでみたいといった人もいらっしゃいます。今回はスペイン語初心者でもメキシコで就職、または転職できるのかをお話していきたいと思います。スペイン語の魅力や将来性も記事「スペイン語の将来性と各国のスペイン語を活かしたお仕事」で紹介しています!

1、スペイン語の初級レベルはどれくらいか

まず、どこまでがスペイン語の初級レベルの範囲なのでしょうか。もちろん絶対的な規定はないのですが、DELEスペイン語検定で分けられているレベルにはこうあります。

DELE A1(入門)

即時に必要な、生活でよく使われる表現を理解し、対応することができる。ゆっくり、簡単に、対話者の協力を得ながら、個人情報や日常生活などをコミュニケーションをとりながら話したり、尋ねることができるレベル。


DELE A2(初級)

日常で身近な表現、自分自身や家族のこと、買い物、興味のある場所、仕事など簡単な日常的事柄や、すでに経験がある事項に関して理解をし、即座に応対をすることができる。簡単な既知の内容や習慣の会話、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写など、必要に応じて表現することができるレベル。

個人情報や日常生活について質疑応答ができ、簡単な対話ができるレベルがDELE A1(入門)で、多用される日常表現を理解し使用することができ、簡易的な対話に参加することができるレベルがDELE A2(初級)です。
試験を受ける以外でご自身のレベルをチェックしてみることも可能です。記事「DELEを受験するには?」でDELEレベルチェックやモデル試験問題についても紹介しています。

2、初級者が応募できる求人の特徴や職種

メキシコでの日本人向けの職種は、弊社の求人情報一覧でも見て取れるように、自動車関連や製造管理、生産管理職、スペイン語の通訳・翻訳、営業職などが主です。その中ではスペイン語ができないと難しい仕事もありますが、初級でも応募できるお仕事の特徴やよくある職種をこちらであげていきたいと思います。
初級レベルでも応募が可能ですが、実際には他のスキルも合わせて持っていた方が就職に有利になります。


1、営業職


日系企業が多いメキシコでは、日系企業への営業がメインの仕事もあり、スペイン語力よりも営業経験が重視されることがあります。また、その場合は高い確率でビジネスレベルの英語が必須条件となっています。
営業職の求人一覧


2、技術職(製造・機械・電気系)


エンジニアや技術職のマネージャーなど求人は多く、語学力よりも技術力や経験が重要視される職種のため、今までに培った技術を活かしてメキシコで働ける機会があります。記事「メキシコの自動車産業」でもあるように、日本の大手自動車メーカーがメキシコに工場を構えて車を生産しており、自動車産業をはじめとする製造業が盛んで、経験のある技術者が常に求められています。
技術職(製造・機械・電気系)の求人一覧


3、会計・経理職


メキシコに住む日本人に人気の職種ベスト5」でランクインしている会計経理職、在メキシコ日系企業と提携している会計事務所も多く、財務のメキシコ人スタッフの多くは英語ができるケースが多いため、他の職業に比べ求められるスペイン語スキルも高くありません。その他の基本要件としては、ビジネスレベルの英語力などが必要です。また実務経験も求められることが多いです。
会計・経理職の求人一覧

3、実際にメキシコで求人はあるの?

タイミングによって求人の職種や数は変わりますが、スペイン語の初級レベルでも応募できる求人はあり、弊社クイックメキシコでも取り扱っています。一方で、スペイン語初級レベルだけでの就職は基本的に難しい現実もありますので他の要件も実際の求人情報からチェックしてみましょう。
では実際に求人を見てみましょう!弊社で公開している求人一覧をご参考ください。

4、楽ではない?待ち受けている困難

では、実際にスペイン語の初級レベルのみでメキシコで生活するのはハードルが高いのでしょうか。もちろん、生活に欠かせない住居関連の手続きなどや食糧の調達、仕事場で現地人とのコミュニケーションも必要になってきますので、スペイン語のスキルがあるほど、暮らし易いです。
就職が決定し渡航後すぐにしないといけない手続き等も記事「メキシコに到着してから必要になる7つのこと」で紹介していますが、携帯や住居の契約、現地での身分証明書IDの発行、銀行口座開設、運転免許書取得など基本的な生活のスタートアップは基本的にご自身ですることになります。それなりの覚悟がないと、言葉の壁は海外生活のハードルを上げてしまいます。
また、メキシコ生活をしていく上で現地のメキシコ人とコミュニケーションをとることは充実した生活にも繋がるので、スペイン語スキルの向上心を常に持ち、日々勉強しながら過ごす努力が必要です。
決して楽とは言えないかもしれないですが、各自それぞれの困難を乗り越えてこそ、一段とメキシコでの魅力や国民性に魅力されるのかもしれません。

5、現地でのスペイン語の勉強方法

では、スペイン語初級レベルでメキシコへ就職をした方のスペイン語の勉強はどうされているのでしょうか。以前に行ったインタビューを抜粋します。

スペイン語を学びつつ、専門スキルを活かして働く電気エンジニア Hさんの場合

第8回 「教えて!メキシコで働く先輩」インタビュー」で答えてくれたHさんは、スペイン語は勉強中ですが、電気エンジニアという専門的なスキルを活かしてメキシコで働かれています。スペイン語の勉強は、土曜日にスペイン語教室に通っており、毎週メキシコ人と接していたり、現地業者との繋がりを深める為に出張の際には彼らと晩ご飯に出かけたりして、自動翻訳やジェスチャーを使ってのコミュニケーションをはかっています。

上記のように、週末にスペイン語教室に通い、自分から積極的に現地の人と交流するのがスペイン語向上の近道なのかもしれません。

6、スペイン語の初級レベルで渡航する方へのアドバイス

スペイン語があまり話せない状態でメキシコに来る方へのアドバイスを、現在もメキシコで働いていらっしゃるメキシコで駐在員と現地採用の経験を持つ営業職 Fさんからいただいていますので、こちらで紹介します。

わからないからといって黙っているのではなく対等な立場で堂々と伝える、という姿勢が大切だと思います。メキシコ人は元気よく前向きに話せば、言い回しが間違っていてもきちんと話を聞いてくれます。日本人の中には語学に自信がなく、小さい声で控えめに話す方がいますが、海外では自分の意見を主張できない人だと思われてしまいます。間違いを恐れず、自信を持って大きな声で話すことがポイントです。
メキシコは日本人への差別がほとんどない国です。ですので、臆せずに話しかけることで文化、スペイン語共に学ぶことができ、自分自身の幅を広げるチャンスにつながるのではないかと思います。

メキシコで働くことは語学スキルの向上だけでなく、経験値や人生観を育ててくれる可能性に満ちています。メキシコで働きながらスペイン語を磨きませんか?

クイックグローバルメキシコでは、幅広い語学スキルから応募できる求人を取り扱っております。ご興味のある方は是非お気軽にお問合せください。

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