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スペイン語の将来性と各国のスペイン語を活かしたお仕事


投稿日 : 2020年 03 月 26日   更新日 : 2020年 03 月 26日   カテゴリー :メキシコで働く

スペイン語を活かした就職先を探したいと思いつつも、なかなか自分に合った仕事を見つけられないと感じている方も多いのではないでしょうか。 日本ではあまりメジャーではないスペイン語ですが、世界的には広く使用されています。そこで今回は、日本人がスペイン語を活かせる各国の仕事についてご紹介します。

1、話者数第2位、言語力第4位のスペイン語

世界には6,000を超える言語があると言われています。世界の様々な統計データベースを公開しているStatista社2019年に発表した世界話者ランキングによると、スペイン語は英語を抜き、世界第2位の話者数となりました。

また話者数だけでなく、旅行・経済・コミュニケーション・知識とメディア・外交という5つの面から語学の持つ力を測る「POWER LANGUAGE INDEX2016」によると第4位に位置しています。

1位:英語
2位:中国語(標準語)
3位:フランス語
4位:スペイン語
5位:アラビア語

このように、スペイン語は世界で2番目に多く話されている言語であり、言語力は4位とその重要度と将来性の高さは疑いようがありません。

2、スペイン語を活かせるお仕事(日本篇)

スペイン語を活かせるお仕事は、主に下記が挙げられます。

  • 通訳・翻訳
  • 政府関連
  • 商社や貿易関係
  • 在日の外資系企業
  • 観光業
  • スペイン、メキシコ、その他中南米料理のレストラン

上から順に求められるスペイン語レベルが高いでしょう。勤務地は東京や大阪など都市部に偏っている傾向があります。在宅等の作業が可能な場合もある翻訳業の求人数は、英語や中国語に比べ少ないようです。
日本でスペイン語を活かせるお仕事を探す場合、Instituto Cervantesに掲載されている求人・採用情報が参考になるかもしれません。

3、スペイン語を活かせるお仕事(海外篇)

スペイン語を公用語とする国は21カ国ありますが、その中で一番人口の多い国はメキシコで、次にコロンビア、スペイン、アルゼンチン、ペルーと続きます。

また第二言語としてスペイン語が使用されている国はアメリカ、EU(スペインを除く)、モロッコ、カナダ、ブラジルなどがあります。

どのような業種の求人があるのかは国によって異なりますが、スペイン語スキルがある日本人には、貿易関連、観光業、飲食業界等はどの国でも一定数の求人があるようです。

1、アメリカ

アメリカ在住の実に6人に1人がヒスパニックであると言われており、国内分布は下図の通りです。ニューメキシコやテキサスなど、南西部に集中していますが、様々な人種が集まるニューヨークも9位と数多くのヒスパニックが住んでいることがわかります。

こういった背景から、アメリカでもスペイン語を活かせるお仕事があります。しかし、まずは母国語である英語スキルが重要視される傾向にあるようです。 アメリカで求人を探すには弊社グループ会社のQUICK USAへお問い合わせください。

※現在アメリカでは就労ビザの獲得が非常に困難になっているため、ご希望の場合にはまずは一度QUICK USAにご相談ください。

2、メキシコ

メキシコはスペイン語を母国語とする国の中で人口が一番多く、また日系企業の進出が盛んな国です。

メキシコには自動車産業をはじめ、金融業、製薬業、ガス事業、運輸業など多くの日系企業が進出しています。メキシコシティモンテレイバヒオ地区など各地に進出しており、特にバヒオ地区には多くの日系自動車メーカーやサプライヤーが工場を構えています。
日本本社から数年間出向する駐在員の他、スペイン語を活かした現地採用枠の求人が数多くあります(メキシコの求人は後ほどご紹介いたします)。

3、スペイン

外務省が発表する国別の日系企業数によるとスペインは23位、平成29年時点で365社とメキシコに比べてかなり少なく、日本人向けの求人数も多くはありません。また在スペインの日系企業の多くは駐在員で業務を行う傾向にあるようです。
失業率の高さも改善されておらず、外国人雇用枠は減少傾向です。観光業には一定のニーズがあるようですが、競争率が高いのが現状です。
政府関係の求人情報は在スペイン日本国大使館に記載される場合があります。

4、コロンビア

2019年に中南米に進出している日系企業の実態調査によると、自由貿易大勢を堅持するコロンビアは経済が好調で業況感が良く、2020年も現地市場の売上増加が期待され、向上すると見られています。
コロンビアの求人情報は、在コロンビア日本国大使館に記載される場合がありますが、求人数は少ない傾向にあるようです。

5、ペルー

コロンビアと並び経済状況の良いペルー。天然ガス供給源のプロジェクトが推進されており、日本の商社が参画しているなど、経済的にも日本との関わりが深いペルーには日本人向けの求人があり、内訳としては貿易関係、政府関係が多いようです。
政府関係の求人情報は在ペルー日本国大使館に記載される場合があります。

4、スペイン語スキル別求人例(メキシコ篇)

メキシコには日本人が応募できる求人が数多くあり、また就労ビザも比較的スムーズに取得できます。中には初級~日常会話のスペイン語スキルでを応募可能な求人もあります。
詳しくはスペイン語初級から応募できる求人をご覧ください。
またビジネスレベルのスペイン語スキルをお持ちの方は、より多くの選択肢の中からご希望の求人を選べるでしょう。
詳しくはスペイン語ビジネスレベル歓迎もしくは必須の求人をご確認ください。

5、インスティトゥト・セルバンテスのスペイン語検定DELEについて

日本でスペイン語を学んでいる方はインスティトゥト・セルバンテス(Instituto Cervantes)の名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。スペイン語の振興と教育を目的に設立されたスペイン政府の公的機関であり、世界的に権威のあるスペイン語検定DELEを主幹しています。
DELEのようにスペイン語レベルの基準となる国際資格を取得することで、客観的な自身のスキルの証明となるため、選考時に有利に働くことが多いです。
今スペイン語を学んでおられる方は、DELEの取得を検討されてはいかがでしょうか。 詳しくは「スペイン語を就職に活かそう!資格DELEについて」をご覧ください。

6、まとめ

スペイン語は日本語と母音が同じである為、日本人にとっては発音しやすく、親しみを持てる言語だと言われています。
話者数では英語を抜き2位となったスペイン語。2050年には全世界で10人に1人がスペイン語を話すようになるという予測もあります。スペイン語は将来性のある言語ですので、今後益々国際交流や就職において必要となるでしょう。


我々クイックグローバルメキシコは、スペイン語を活かしてキャリアを築きたいと考えられている方へ就職サポートを行っております。是非一度ご相談ください。

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