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30代からの海外転職を成功させるには


投稿日 : 2022年 09 月 09日   更新日 : 2022年 09 月 09日   カテゴリー :メキシコで働く

大学を卒業し、働き始めていよいよ30代になった時にふと転職を考えられる方は大変多いのではないでしょうか。中には国内での転職ではなく、思い切っていつかは挑戦したいと考えていた海外転職を目指す方もいらっしゃることでしょう。一方で、海外へ転職するにはもう遅いのではと考えたり、語学の壁、リスクなどから躊躇されるケースも少なくないのではないでしょうか。
意外かもしれませんが、日本と違い海外では新卒採用という考えがないところが多く、新卒であっても中途であっても、個人の経験やスキルにより採用を考えるケースがほとんどです。弊社のあるメキシコでは社会人経験者を優遇する求人が多く存在するほどです。前回の記事、「海外に転職したい!今から準備する7つのこと」では一般的な海外転職に関する重要事項を挙げていますが、今回は転職年齢層の厚い30代に焦点を当て、30代での海外転職を成功させるためのコツを7つ、ご紹介いたします。

1、今の仕事をとにかく頑張る

今の仕事を頑張るというのは、転職と矛盾しているように感じられることと思いますが、実は現職で頑張ることが海外転職への近道の一つです。
30代は、日本においても海外においても、最前線で仕事をこなすポジションに就く年代です。ある程度の責任を持たされ、自己裁量で決定を下すことも少なくないでしょう。仕事がうまくこなせていると自信につながり、客観的にみても魅力が増します。またどのような業界においても経験や実績が転職成功の切り札となります。仕事が嫌だから転職したいという理由では転職先の人事からもなかなか良くはみてもらえないことが多いです。今の仕事でも十分に活躍できているけれど、新しいキャリアを築くため、幅を広げるため、興味ある業種で働きたいなどのポジティブな理由での転職が歓迎される傾向にあります。まずは今の仕事で頑張って活躍することが今後の転職にも繋がってきます。

2、海外へ行って理想と現実の違いを肌で感じる

海外で働くことは、旅行とは違い、生活することの一部を意味します。旅行で垣間見る街や人の様子と実際に生活をする場合とでは、見え方が変わることが珍しくありません。好きな国に旅行で何度も訪れていても、暮らしてみると旅行では見えていなかった生活習慣の違いや人との付き合い方などから理想と現実のギャップを感じる方もいらっしゃいます。 そのようなミスマッチを避けるためオススメしたいのは、生活をする視点・自覚をもって目的の国に旅行に行ってみることです。観光地ではなく、スーパーや不動産屋をまわって、物価の感覚を身に着けたり、気候を肌で感じたり、バスに乗ったり、現地の方と交流を図ってみましょう。自分がこの国で住めるのか、住みたいのかをイメージしながら過ごすとこれまでと違った視点も見えてくるのではないでしょうか。
残念ながら旅行の時間が取れない場合は、日本人でその国で暮らしたことや働いたことがある方を探して話を聞いたり、ネットで海外生活を送る日本人のSNSなどを見るのも参考になるでしょう。また日本に住む海外の方を探すのも情報収集につながるだけでなく、語学スキルの向上にも役立ちます。コロナ禍でメキシコに転職したIさんはスペイン語を学ぶため日本在住のラテン人を探しては友人になり、会話の中で語学スキルを磨きました。
Iさんの転職について詳しくは「コロナ禍でメキシコ転職!前向きさで状況を打開する!」をご覧ください。

3、海外で転職することを決めてしまう

いつか海外で働きたい、転職したいと漠然と考えていては、時間だけが過ぎてしまうものです。「話題の海外転職。今、世界へ飛び出す方の特徴」でご紹介したように、海外転職には決断力が必要です。いつまでに、この国に転職する!という自分の中での期限を決め、リミットから逆算して海外転職までに行うべきTO DOを設定してみましょう。例えば海外就職には語学スキルがある方が断然有利ですが、スキルが足りない場合には、語学検定の取得を目指しましょう。具体的に企業が採用活動の参考にしている指針に、英語はTOEIC、中国語はHSK、スペイン語はDELEなどでビジネスレベルやそれに準ずるレベルの資格を習得できていれば、受けられる求人の幅が広がります。海外就業で必要とされる語学レベルについては「海外で就職に成功する方法とは?今すぐできる10の行動アイデア」をご参照ください。

4、海外での仕事を探す

具体的に就職するための求人をいきなり探し始めるのではなく、まずはご自身の経験、技術力や語学力のレベルに合致する求人にどのようなものがあるのかを調べてみましょう。弊社のような求人サイトを活用いただいたり、JICA国際ボランティアや文部科学省、外務省の任期付き職員などを検索するのも一つの方法です。ここでご自身の経験やレベルと、実際の海外求人に開きがあるようであれば、日本で経験を積まれたり、語学習得を数年続けていただき、より自身が希望する条件の求人に応募できるように準備しましょう。 応募できそうな求人がいくつもあるようであれば、具体的に国や地域、採用条件などを絞りこんでみましょう。求人サイトは、職種や語学レベル別に検索することが可能です。
求人サイトは、現地に詳しいコーディネーターのいる会社を選択してください。海外の現地情報は、新しいもの、信頼性のあるものでなければならず、特に初めての海外転職の場合は治安情報やトラブル回避のためにも、現地コーディネーターがいる会社をお勧めします。求人サイトに希望する国で希望する求人が出ていなくても、まずは登録をしましょう。会社によっては面談時に簡単な語学テストを行い、語学レベルを知ることもできますし、ネット上に掲載されていない求人も存在する場合があります。

5、上手な仕事のやめ方

人生において、上手に退職することはとても大切です。仕事の引継ぎはもちろんですが、良好な人間関係を維持したまま退職することが、転職にとって実はかなり重要になってくることが多いです。これまで培ってきた経験と紐づいた関係性を維持することは将来の仕事においてもプラスになることがあります。
また海外就業はビザの事前取得や身辺整理など準備することも多く、転職先の入社日が見えてきたあたりで、無理のない日程で退職日を決め、会社と相談しながらスムーズに引継ぎを進めましょう。

6、今のうちに会話の実践トレーニングを行う

海外生活では、いずれの国も地域によって得意な言い回しや方言も存在します。英語やスペイン語などの資格を持っている語学に堪能な方でも、その国特有の言い回しや発音などがわからずに落ち込んでしまうという話しもお聞きします。
仕事で使用する専門的な言い方や業界用語などは働き出すと頻繁に接するため覚えるのも早いですが、人々が街中で使っている言い方などは上級者にも理解しにくいところがありますので、国が決まったら、オンライン会話スクールなどでその国の講師を指名してフランクな日常会話のレッスンを受けるのもよいでしょう。
また日本人によく見られるケースとして、会話の練習が十分でなく、知識はあるのに話せないということがあります。実際に口に出してみて、話す練習をしておくと自信につながります。

7、最後は勇気と希望を持つこと

準備を着々と進めてきたのに、ご家族の理解不足や職場からの慰留など、最後の最後で引き止められてしまうこともあります。
特に行先が海外である場合、治安面など心配をされるケースも多いことでしょう。
十分な下調べと準備ができていると、投げかけられる質問にも具体的に自信をもって回答できますし、自分自身も勇気が出てくると思います。
海外転職はとても勇気のいる決断ですが、新しい人生の始まりでもあります。メキシコに限らず、海外就職を希望されている方はまず初めの一歩を踏み出してみませんか?


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