2018年に合計8回に渡って”メキシコの街に住むシリーズ”という記事を書かせていただきました。今回はその記事の総集編として各都市の特徴をピックアップさせていただきます。
実はメキシコには32の州があります。その中から在留邦人数、日系企業が多い街から8つを取り上げて、そこはどのような街なのかをご紹介しております。
これからメキシコに住んで働く予定の方にその街で住むのがどういう雰囲気なのかイメージをつけてもらえれば幸いです。
また、既にメキシコにお住まいで働かれていらっしゃる方もこの記事で意外な発見があるかもしれませんね。

ケレタロ編

ケレタロはメキシコの中央部に位置し、州都のケレタロ市の歴史的建造物地区は世界的なコロニアル都市の手本としてユネスコ世界遺産に登録されています。
自動車産業が盛んなグアナファト州と隣接しており、多くの自動車関連の日系企業が進出しています。
建築、畜産を主要産業とし、近年は工業化が進んでいます。自然産業では、ワイン・チーズの生産地としても知られています。
街の中には歴史ある水道橋が1km以上にわたって保存されており、ケレタロのシンボルとなっています。また世界で3番目に大きいと言われている一枚岩「ペニャ・デ・ベルナル」があり、ロッククライマーの聖地となっています。


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グアナファト編

バヒオ地区と呼ばれるメキシコの中央高原地域の中で、グアナフアト州に最も数多くの日系企業が進出しています。マツダ、ホンダ、日野自動車、GM、フォルクスワーゲンなどの完成車メーカーが工場を置き、多くの自動車関連の日系企業がメーカーに追随しています。
州都は世界遺産にも指定されているグアナファト市ですが、州内で一番人口の多いレオン市に、在レオン日本領事館が設置されており、日系企業進出の手助けを行なっています。
グアナファトは15世紀に国内で初めて銀が算出され、鉱山の街として発展しました。スペインからの独立戦争の革命の地としても知られています。
コンパクトでカラフルな世界遺産のグアナファト市には数多くの観光客が訪れ、外国人のスペイン語の留学先としても人気があります。


詳しくは「メキシコの街に住む グアナファト編

アグアスカリエンテス編

アグアスカリエンテスはメキシコのへそと呼ばれるように、国土の中心に位置する、国内で4番目に小さな面積の州です。
1983年に日産がアグアスカリエンテスに工場を設置したことにより、停滞していた街が活性化し、国内で最も経済発展を遂げている都市のひとつとなりました。現在も州を挙げて海外企業を誘致するプロモーションに力を入れています。
アグアスカリエンテスとは、スペイン語で「湯」を意味し、街中には温泉を楽しめるスパ施設があります。また190年以上の歴史を持つ「サンマルコス祭」という伝統あるお祭りの開催場所としても有名です。
日系企業の進出により経済復興を成し遂げた同州は、治安の改善と安全の維持に力を注いでおり、メキシコ国内においてトップクラスで安全な街である言われています。
多くの日本人が住んでおり、日本食料理店もあります。


詳しくは「メキシコの街に住む アグアスカリエンテス編

メキシコシティ編

メキシコシティはメキシコ合衆国の首都で、州の人口は国内2位、人口密集度は国内1位という、多くの人々が暮らす街です。
メキシコシティにはメキシコに進出している日系企業が本社を構えています。銀行、卸売業、自動車関連に代表される製造業、運輸業など、ほとんどの日系企業の本社がメキシコシティにあります。地下鉄は整備され、世界の大都市として機能しています。
近年、メキシコシティ近郊に新ビジネスエリアと呼ばれる大企業がオフィスを構えるエリアができました。アメリカと中南米をつなぐ窓口としての役割を担っています。
スペイン人が来る前からメキシコの中心地であったメキシコシティには、観光のみどころが多くあります。古代遺跡のテオティワカンから現代建築家の生家まで、幅広い時代と種類の世界遺産があります。また世界的に著名な芸術家、フリーダカーロ美術館もメキシコシティの観光スポットのひとつです。


詳しくは「メキシコの街に住む メキシコシティ編

サンルイスポトシ編

スペイン領土時代に金と銀の鉱脈が発見され、鉱山の町として大きく発展しました。
サンルイス州はメキシコ中心地に位置、周囲8州と接しており、一番多くの州と接している州です。現在はその立地を生かし、メキシコの主要な工業団地都市に発展、外資系の製造業が進出しています。GMやグッドイヤーが工場を構え、2019年にはBMWの新工場が稼働する予定です。失業率が低く、住みやすい街、ビジネスを行うのに適した街だと評価されています。
近年は州と連邦政府の共同プログラムにより観光都市化が推進されています。州の東側のウアステカ・ポトシーナ(Huasteca Potosina)と呼ばれる地域は、亜熱帯の豊富な自然を残しており、レジャースポットとして人気です。


詳しくは「メキシコの街に住む サンルイスポトシ編

ヌエボレオン編

州の北端からアメリカまで15kmのところに位置するヌエボレオン州は、州の人口数は国内8位、州都のモンテレイ市はメキシコシティ、ハリスコ州のグアダラハラ市に続き、国内第3位の都市です。モンテレイの文化や生活スタイルは、昔メキシコ領であったアメリカのテキサス州の影響が見られます。
経済産業は韓国最大手の自動車メーカーである現代自動車グループが進出しており、日系からも自動車関連の企業が進出しています。
風土は乾燥した猛暑の土地で農業に適さず、製造業を中心に発展してきました。メキシコでおなじみのコンビニエンスストアoxxoを運営するFEMSAや石油化学のアルファなどがモンテレイに本拠地を置いています。
自然豊かな観光地を有するヌエボレオンですが、モンテレイといえば肉料理。モンテレイの休日はBBQとサッカー観戦が定番です。


詳しくは「メキシコの街に住む ヌエボレオン編

ハリスコ編

ハリスコ州はメキシコ中ほどの北太平洋に面し、州の人口こそ国内第4位ですが、メキシコシティに続く第2の都市、グアダラハラ市が州都です。グアダラハラはメキシコのシリコンバレーと言われ、IT関連企業や電子機器受託製造サービス企業が集まっています。ハリスコ州には自動車メーカーのホンダが進出し、数多くの自動車関連の日系企業が拠点を置いています。ハリスコ州貿易投資日本事務所が設立されており、日本からの投資や貿易の手助けをしています。
また農業や加工食品の産業も盛んで、豚肉、牛乳、卵、テキーラなどの生産高は国内1位です。
ハリスコ州はメキシコ独自の伝統や文化の発祥の地としても知られています。楽団のマリアッチ、お酒のテキーラ、陶磁器やガラス工芸がグアダラハラ市とその周辺の町から生まれました。


詳しくは「メキシコの街に住む ハリスコ編

サカテカス編

サカテカスはメキシコ中央部北に位置し、国内で中程度の人口の州です。
グアナファトやサンルイスポトシと同じく、スペイン領土時代に銀の鉱脈が発見され、19世紀までは世界の銀の20%を算出する規模を誇っていました。鉱業の他、農業、林業などが盛んです。
メキシコ中央高原地域、バヒオ地区の一部で、自動車関連の日系企業が進出しています。
街にはコロニアル文化が残り、サカテカス大聖堂と歴史地区が世界遺産に登録されています。ブーファという名の丘までケーブルカーで登ることができるなど、観光スポットも豊富です。
また世界的に著名なコロナビールを製造するモデログループはサカテカスが本拠地です。


詳しくは「メキシコの街に住む サカテカス編

まとめ

メキシコの国土は日本の5倍以上ですが、人口はいずれも1.3億人弱と、同じ程度です。
日本が47都道府県に細かく分割されているのに比べ、メキシコは32の州からなる合衆国です。
5966人/km²という世界でもトップクラスの人口密集度のメキシコシティから、16人/km²の自然豊かなソノラ州やカンペチェ州まで、州ごとの魅力や特色がメキシコにはあります。
典拠元:メキシコの人口密度
世界の自動車メーカーがメキシコに進出する中、日系自動車関連の企業もメキシコシティやバヒオ地区に本拠地を置いています。
外務省の海外在留邦人数調査統計によると、現在11,000人を超える日本人がメキシコに滞在しています。
多くの日本人が暮らし、働いているメキシコの街はどのようなところなのか、8都市を抜粋してご紹介いたしました。


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