hola spanish
こんにちは。クイックグローバルメキシコです。
弊社がメキシコへ進出した2015年以降、メキシコで就職を希望される日本人の方は年々増加傾向です。進出企業数が多い自動車業界での経験を活かして海外で働きたいという想いでメキシコ就職を希望される方も多くいらっしゃいますが、学んだスペイン語を活かして海外就職を希望し、スペイン語圏の中でも、成長が著しいメキシコを候補とされる方も多くいらっしゃいます。
メキシコで仕事をするにはもちろんですが、生活するにもまず必要になるのは、“スペイン語”です。そこで今回はスペイン語と資格についてお話いたします。
スペイン語を公用語としている国や地域は世界21ヵ国にのぼり、中国語に次ぎ世界第2位の話者数を誇っています(2019年Statista社調査より)。
アメリカ国内のヒスパニック(ラテンアメリカ系移民)は約6千万人以上、人口の約18.3%を占めており(2020年Statista社調査より)、インターネットにおいては利用者全体の8%がスペイン語使用(2020年internetworldstats.com調査より)で、第二言語としても世界中で使用されています。
そうした世界情勢の中でメキシコを含む新興国ビジネスでのスペイン語の需要はますます高まってきています。
メキシコで就職をお考えの方々で既にスペイン語を勉強されている方も多くいらっしゃると思いますが、メキシコでの日常生活や社会活動に於いてある程度のスペイン語でのコミュニケーション能力は必須です。
スペイン語で「読む」「聞く」「書く」「話す」といった総合的な能力を証明する為に持っておくと便利な、世界で通用する国際スペイン語資格があります。

国際スペイン語資格の「DELE」とは?

「DELE」とは、正式名の「Diploma de Español como Lengua Extranjera」を略したもので国際スペイン語検定です。
「DELE」はスペイン政府が設立したスペイン語圏のスペイン語教育、文化普及を目的とした非営利団体インスティトゥト・セルバンテスによって運営され、現在世界100カ国以上で実施されており、日本でも受験が可能です。

インスティトゥト・セルバンテス公式ページ
インスティトゥト・セルバンテス東京 日本語公式ページ

「DELE」は世界的に権威があり、多くの国の公立、私立の教育機関はもちろんの事、ビジネスの世界や商工会議所に於いて国際的に認められています。
学校や教育機関などでは評価の基準として「DELE」が採用されており、非ネイティブに対して入学の必須条件としていたり、アメリカの幾つかの大学では卒業に必要な取得単位に含まれていたりと高い信頼性を持たれており、2019年は約12万人が受験しました(インスティトゥト・セルバンテスのFacebookより)。

「DELE」の資格を持つメリットとは?

次のようなものが挙げられます。

  1. 国際的に認められた公認の資格である。
  2. 「読む」「聞く」「書く」「話す」といった、総合的な能力を測定されるので、実践的なコミュニケーション能力を持つことを証明出来る。
  3. 留学や就職の際の評価の基準として採用されているので、学内単位認定や試験が免除されることもある。
  4. 有効期限がないので、一度取得すれば永久に活用できる。

6段階の受験レベル

「DELE」は6段階の受験レベルに分かれていて、
A1 (入門)、A2 (初級)、B1 (中級)、B2 (中上級)、C1 (上級)、C2 (最上級) があります。
それぞれのレベルの内容は下記の通りです。

DELE A1 (入門)

すぐに日常生活で必要な、よく使われる表現を理解出来て使いこなす事が出来る。
対話者とゆっくりと、簡単に、コミュニケーションを取りながら話したり尋ねたり出来るレベル。

DELE A2 (初級)

自分の身の回りの身近な表現、よく使われる言い回しを熟知している。
自分や家族のこと、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写が出来たり、買い物など外出先や仕事などの簡単な日常的事柄に関して理解をして即座に対応出来る。一般的な質問について直接的な情報をやりとりして、意思を伝えたり表現したりすることが出来るレベル。

DELE B1 (中級)

日常での身近な事柄や学習、仕事に関する内容を理解する事が出来て個人的な情報、経験、出来事、希望、願望、計画、意見などを簡単に表現したり、大抵の状況で適切に対応することが出来るレベル。

DELE B2 (中上級)

専門用語を必要としない一般的な会話において、複雑な内容や抽象的なテーマ、専門的な内容を理解する事が出来る。流暢かつ自然で、聞き手に困難を与えない会話能力を持ち、明瞭で詳細な文章を作成し、推論的分析、ディベートなどが出来るレベル。

DELE C1 (上級)

専門用語を含めある程度幅広い分野の文章や会話を展開する中で言外の意味や、対話者の態度、意図までを読み取りながら自在に言語を操り、流暢かつ臨機応変に自分の考えを表現し、社会的分野、ビジネス分野、学術的分野などにおいても常に状況と文脈に適した表現を使用出来る。また、複雑な文章を作成したり、テキストを利用して考えをまとめ、柔軟かつ効率的に言語を運用出来るレベル。

DELE C2 (最上級)

文章の長さ、複雑さ、抽象的表現、内容への認知度に関わらず、入ってくる全ての情報を理解し、スペイン語の多様性や言外の意味などを認識し、円滑にコミュニケーションが取れて必要に応じて推測することが出来る。
適切に単語や文法を運用し、学術的分野、またビジネス分野など高度で複雑な分野においてもニュアンスによって使い分けることが出来るレベル。

スペイン語で仕事をする為に必要なレベルとは?

下記の表によると、DELEのC1レベルはTOEICのスコア945-990点に該当するようですので、DELEのC2レベルはかなり高度な能力が必要であることが分かります。

画像:DELE (Diploma de Español como Lengua Extranjera)

メキシコでスペイン語を使用した仕事に就くためにはDELE B1、B2 以上のレベルを求められることが多いですが、それ以外のスキルを身に着けていると選択肢の幅が広がります。
例えば、スペイン語力のみではなく英語力を必須条件とする求人も多くあります。その為、DELEのみではなくTOEICやTOEFLなどの資格を持っていると更に有利となるでしょう。
また、中途採用枠で転職をする場合、専門スキルや実務経験を持っているかどうかが重要となります。
将来どのような職業、職種に就きたいのかを明確にして、スペイン語のみでなく英語や実務経験を積むことがメキシコ就職への近道となりそうですね。

DELEを受験するには?

自分がどのレベルに該当するかわからない方は、こちらから無料でレベルチェック出来るようです。
AVEのDELEレベルチェック
結果は終了後に表示されますが、実際の試験はこちらにある問題よりも内容が複雑なようですので、判定はあくまでも参考程度に考えた方が良いでしょう。
また、「DELE」は一回の試験で複数のレベルを併願することが出来ません。
こちらのサイトには過去に出題された問題が掲載されておりますので、どのレベルを受験するのかをじっくりと検討してみてはいかがでしょうか?
DELEのモデル試験問題

試験概要

試験科目は、読解・聞き取り・文章表現・口頭試験になります。
スケジュールはレベルや受験会場によって異なりますが、一例をご確認下さい。

A1 8:30 集合
9:00-9:45 読解(45分)
9:50-10:15 聞き取り(20分)
10:20-10:45 文章表現(西作文)(25分)
A2 8:30 集合
9:00-10:00 読解(60分)
10:05-10:45 聞き取り(40分)
10:45-11:10 休憩
11:15-12:00 文章表現(西作文)(45分)
B1 8:30 集合
9:00-10:10 読解表現(70分)
10:15-10:55 聞き取り(40分)
10:55-11:20 休憩
11:25-12:25 文章表現(西作文)(60分)
B2 8:30 集合
9:00-10:10 読解表現(70分)
10:15-10:55 聞き取り(40分)
10:55-11:20 休憩
11:25-12:45 文章表現(西作文)(80分)
C1 8:30 集合
9:00-10:30 読解(90分)
10:35-11:25 聞き取り(50分)
11:25-11:50 休憩
11:55-13:15 文章表現 (西作文)(80分)
C2 8:30 集合
9:00-10:45 第1部 読解・聞き取り(105分)
10:45-11:10 休憩
11:15-13:45 第2部 聞き取り・読解・文章表現(西作文)(150分)

受験料

  • A1:   9,500円
  • A2: 11,500円
  • B1: 12,900円
  • B2: 16,500円
  • C1: 18,300円
  • C2: 19,500円

試験日程と試験会場

東京では年3回ほど実施されていますが、試験会場によっては全レベルの試験が行われていない場合がありますので、詳細はインスティトゥト・セルバンテス東京のウェブサイトにてご確認下さい。

DELE試験日程・申し込み期間・受験料
DELE受験資格・申し込み方法

今注目されている新しい国際スペイン語検定の「SIELE」とは?

「SIELE」は2016年から試験的に始まり、急速に世界各国に広まっている国際スペイン語検定の一つです。
「SIELE」とは「Servicio Internacional de Evaluación de la Lengua Española」を略したものです。
「DELE」との大きな違いは、試験が電子化され、合格・不合格ではなくTOEICの様に点数で実力を測ることができるという点です。
その上、「DELE」はスペインが発祥地である為、スペインで使われているスペイン語を標準として作られているようですが、「SIELE」はラテンアメリカで使われるスペイン語にも重点を置いており、グローバル化に対応した内容になっていることがうかがえます。
日本でもインスティトゥト・セルバンテス東京にて実施されています。
SIELE 申し込みページ

「DELE」と「SIELE」の主な違い

「DELE」と「SIELE」の主な違いを表にまとめてみました。

DELE SIELE
発祥地 スペイン スペイン・メキシコ・アルゼンチン
開始した年 1989年 2016年
運営機関 インスティトゥト・セルバンテス Telefónica Educación Digital社
試験会場 100カ国以上、1000箇所以上の会場 現在、世界で700以上のセンターがあり、新設されている。詳細はhttps://www.siele.org/
試験形式 各試験会場にて
紙媒体
各試験会場にて
コンピューター(事前予約)
試験科目とレベル 読解・聞き取り・文章表現・口頭試験
A1―C2
読解・聞き取り・文章表現・口頭試験
A1―C1(C2はない)
試験結果の表示 合格・不合格 1000点満点での点数評価
試験結果が出るまでの時間 約3か月 3週間以内
資格の有効期限 なし(永久) 5年間

その他、詳細は「SIELE」公式ページにてご確認下さい。

公式ページには「SIELE」の練習問題も掲載されていますので、ご興味がある方は「DELE」の問題との違いを体感してみてはいかがでしょうか?
「SIELE」の練習問題(英語)
新しい国際スペイン語検定の「SIELE」は、日本でも実施されるようになり、今後さらに注目されるでしょう。

まとめ

メキシコ就職には欠かせないスペイン語。DELEやSIELEなどの資格を取得し、メキシコ就職活動を有利にさせてみてはいかがでしょうか。
クイックグローバルメキシコではスペイン語のレベルに合わせたお仕事の紹介をしています。
まずは一度お問い合わせください。

電話番号:+52-449-153-1400
メールアドレス:quick@919mexico.com
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