スペイン語の求人
今回はスペイン語を使用した就職を検討されている方のために、スペイン語求人が、どの国に、どれくらいの数存在しているのか。また、日本人が就職できる可能性があるのか、ご紹介いたします。
メキシコに限らず、日本、アメリカ、スペインの求人について、調査しました。
2020年3月に調査しました”スペイン語の将来性と各国のスペイン語を活かしたお仕事”という記事も是非参考にしてください。

目次

1、日本でスペイン語の求人を調べてみた!

2、スペインでスペイン語の求人を調べてみた!

3、アメリカ合衆国でスペイン語の求人を調べてみた!

4、メキシコでスペイン語の求人を調べてみた!

【参考】日本でスペイン語を勉強するために

1、日本でスペイン語の求人を調べてみた

日本でスペイン語の求人

求人内容について

日本国内でスペイン語求人を探す場合、インターネットで『スペイン語・求人』等のキーワード検索を行うと、複数の求人がヒットします。営業や、通訳、貿易業務等、様々な職種で募集が行われていますが、海外拠点を持っている企業の募集には、駐在員採用や海外出張頻度が高いものも含まれます。 また、スペイン語力だけでなく、英語力等のその他スキルが必要とされる求人もあるようです。スペイン語力を活かしたい方に人気のある『通訳職』に絞ると、派遣社員等、非正規雇用での採用が増えている傾向です。

メリット

  • 日本でスペイン語を活かした仕事ができる
  • ビザ申請等の特別な手続きが必要ない

デメリット

  • 求人数が豊富とはいえない
  • 正社員案件ばかりではない
  • 日本採用でも駐在員採用の場合、海外赴任しなければならない

まとめ

求人がないわけではないですが、求人数は豊富ではなく、通勤圏内の仕事が見つけられなかったり、正社員雇用ではなかったり等の制約が考えられます。条件が良い求人の場合は、スペイン語以外のスキルを求められる場合もあり、希望とスキルに見合う求人を見つけることは簡単ではない状況です。

2、スペインでスペイン語の求人を調べてみた

スペイン語の求人をスペインで
日本人にとって、スペインは観光で訪れる国のイメージが強いかもしれません。「スペインが好きで、スペイン語を始めた」という話をよく耳にしますが、統計では失業率は他のユーロ圏の国と比べても極めて高く、景気が良いとは言いづらい状態が続いており、日本人がスペインで仕事を見つけることは大変困難であるというのが現実です。
2020年1月のスペインの失業率は13.7% (データ参照元:statista.comより) 、また若者の失業率はもっと高いのではないかともいわれています。ちなみに同時期の日本の失業率は2.4% (データ参照元:総務省ウェブサイトより) です。
スペインへ進出している日系企業は多くなく、日本人向けの求人自体が少ないようです。

スペインの労働ビザについて

スペインの国全体が長年不況続きで、失業率も14%前後と非常に高い状態が続いていることもあり、労働ビザの取得は極めて難しいようです。
スペインでの労働ビザの新規取得方法はこちらの在スペイン日本国大使館のウェブサイトを参考にしてください。

求人内容について

日本市場をターゲットとしているスペイン企業、スペイン市場をターゲットとする日本企業での求人がほとんどです。スペイン語が必須条件であることが多い為、ビジネスレベルのスペイン語を使用できれば、数少ない採用枠を掴み取ることができるかもしれません。

給与は製造ワーカーでおおよそ月1,347~2,593ユーロ、飲食店の店舗スタッフだとおおよそ月1,155ユーロ程と言われています。(データ参照元:ジェトロ(日本貿易振興機構)2019年10月調査より
換算レート:1米ドル=0.9109ユーロ(2019年9月26日のインターバンクレート仲値

メリット

  • 日本のように長時間労働は少ない傾向
  • 有給休暇が平均的に多い

デメリット

  • 失業率が高く、就職自体が困難
  • 平均給与も他国に比べて高くない
  • 労働ビザと居住許可に手間がかる

まとめ

スペインの求人を見つけて就職する為には様々な問題を乗り越える必要があり、非常にハードルが高いです。また、求人情報のほとんどがスペイン語表記の為、スペイン語を上級レベルで使用できなければ情報を探し出すことさえ難しいでしょう。

3、アメリカ合衆国でスペイン語の求人を調べてみた

スペイン語の求人をアメリカで
アメリカ合衆国の主要言語は英語ですので、スペイン語の求人は英語と比較すると多くはありません。隣国メキシコとの貿易は米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)結んでいるため取引が盛んで、アメリカ本社の企業がメキシコに支社を出しているケースもあります。また、アメリカ西部カリフォルニアや南部ではスペイン語の話者が非常に多く、日系企業も参入している地域もあるため、そういった地域の求人は、日本語ができて、英語とスペイン語ができる方を求めるケースもあります。アメリカ合衆国内での最新の求人情報は、弊社関係会社であるクイックUSAにて取り扱っています、クイックUSAニュースをご参照ください。

アメリカ合衆国の労働ビザ

近年アメリカでは外国人向けの労働ビザ取得がそれ以前よりも非常に難しくなっています。労働ビザは通称H-1Bビザという雇用企業から出される労働ビザが定番となっています(H-1B以外にも沢山のビザがございます)。
また、働くポジション、職種に対する経験・実績や学位をもっているか否か等、ビザの発給前に厳しい審査があります。H-1Bビザに関しては下記のページに詳しく記載されています。
H-1Bビザについて、これだけは押さえておきたい7つのポイント

求人内容について

当然のことながら主要言語は英語ですが、メキシコとの国境付近の州を中心にスペイン語の話者が急増しているため英語とスペイン語の両方を話せる方は大変重宝されます。また、中南米から労働者が移民としてたくさん移り住んでおり、スペイン語で彼らをマネジメントできる方へのニーズはあるようです。
なお、英語がコミュニケーションの中心となるため、日本語、スペイン語のスキルよりも、英語スキルが重要視されます。

※アメリカ国内の求人の最新情報はこちらからご覧になれます。

メリット

  • 英語圏でありながら南米からの移民も多いため、英語、スペイン語の双方を活かせる
  • 他のスペイン語圏の国と比較すると平均賃金が高い
  • 日本人が多く、日系コミュニティも多い

デメリット

  • 労働ビザを取得する為のハードルが高い
  • 物価が高い

まとめ

アメリカ合衆国での就職は言語や給料の問題以前に「労働ビザ」の取得という、大きなハードルがあります。労働ビザの発給の難易度は年々高くなっていますので、経験豊かな弁護士や弊社のような人材紹介会社へまずご相談いただくことをお勧めします。

4、メキシコでスペイン語の求人を調べてみた

スペイン語の求人をメキシコで

スペイン語が主要言語であるメキシコ。求人の応募要件としては、ほとんどの場合はスペイン語ができることが前提となります。平均給与は他国と比べて低いですが、物価自体も安いため、生活に困ることはほとんどないでしょう。また日系企業が近年多数進出しており、日本人でスペイン語を話すことができれば他国よりも仕事を見つけやすい環境です。募集職種も豊富で、通訳職に限らず事務職や営業職のほか、技術職、経理職、管理職等、希望に応じて職種を選ぶことができます。
メキシコ情報をご覧ください。

メキシコの労働ビザについて

現状ですと、先ほど例に挙げたアメリカ、スペインと比較し容易にビザを取得できます。ビザ取得の流れについてはメキシコ情報 就労ビザについてをご確認ください。
スペイン語を使用し海外で働きたいのであれば、「メキシコ」がチャンスです。

求人内容について

スペイン語の通訳・翻訳
日本人駐在員と現地スタッフの仲介や、マニュアル等の翻訳が中心です。企業によっては品質課、製造課等各課に配属され専属で通訳翻訳をおこなうところもあります。

製造管理生産管理職
アグアスカリエンテスバヒオ地区には自動車業界を中心とした製造業が多く進出しています。生産現場を熟知し、さらにスペイン語もできる方のニーズは今後も高まる一方です。

営業職
メキシコに進出している日系企業にて、最近特に増えているには営業職の募集です。進出後、市場調査が完了し、経営方針が固まった企業が次なる展開を狙うためにセールス活動を活発化させているためです。日本国内の営業を経験し、更にスペイン語を習得している方であれば、転職のチャンスがあるかもしれません。

自動車関連メーカー出身の方向けの職種
特に求人が豊富なのは、自動車関連企業で、職種も多岐にわたります。業界用語や製造の流れを知っている等、これまで培った経験・知識を活かせる求人があるかもしれません!


現在募集中の求人は、メキシコ求人・就職・転職情報ページ

給与について、メキシコ人の製造ワーカー(一般工職)は月給5000ペソ~7000ペソ(アグアスカリエンテス州の例)といわれており、それに比べると日本人が日系企業で働く場合は比較的良い待遇での雇用が望めます。詳しくはメキシコ情報 給与の相場についてを、メキシコに関する物価、給料、保険、住居などに関する詳しい情報はメキシコ情報をご参照ください。

メキシコでの求人を探すのは情報が少ない為まだまだ難しい状況です。そんな中クイックグローバルメキシコはメキシコ現地にオフィスを構え、在墨日系企業の求人情報をリアルタイムでご紹介しています。ご相談は全て日本語で対応しています。

メリット

  • スペイン、アメリカと比べると労働ビザが取りやすい
  • 日系企業の求人が豊富
  • 日系米系企業が参入している地域は比較的治安は良い
  • 物価が安い

デメリット

  • 給与が日本に比べて低い
  • 進出企業の業種に偏りがある
  • 地域によっては治安が悪い

まとめ

他国と比べると労働ビザのハードルが低い点が何よりの魅力です。日系企業の進出が盛んで求人数が増加している今が、メキシコで働くチャンスです。
まずはクイックグローバルメキシコまでお問い合わせください!
お問い合わせフォーム

【参考】日本でスペイン語を勉強するために

何はともあれ、お仕事を探す前に、スペイン語を習得する必要がありますよね。また、現在英語はできるという方や海外就業の経験者であれば、プラスでスペイン語を習得すると、就職の選択肢が増えます。日本国内にはスペイン語を勉強できる公的機関や大学も存在します。スペイン語を習得して、チャンスを掴みませんか?

1、インスティトゥト・セルバンテス東京(有料)

公式ウェブサイト:tokio.cervantes.es/jp/about_us_spanish
スペインに本部のあるスペイン語の振興と教育、そしてメキシコ等のスペイン語圏文化を発信する機関として、世界70カ国にあるとても大きな機関です。国内ではスペイン語を勉強できる機関として最も有名で、ここから巣立ち、現在はスペイン語の翻訳家として活躍している方も多いです。スペイン語を勉強できるだけでなく、求人情報の紹介も行っています。

2、東外大言語モジュール(無料)

公式ウェブサイト:coelang.tufs.ac.jp/mt/es
東京外国語大学が運営する学習サイトです。発音、文法、会話、語彙の4つの項目から学習ができます。

3、スパニッシモ(有料)

公式ウェブサイト:spani-simo.com
オンラインスペイン語学習サービスです。1回あたり50分のマンツーマンレッスンを月6回から受けることができます。

4、スパニッシュオンライン(有料)

公式ウェブサイト:spanish-online.jp
オンラインスペイン語学習サービスです。1回あたり25分のマンツーマンレッスンを月最大10回から受けることができます。

5、NHK まいにちスペイン語(無料)

公式ウェブサイト:2.nhk.or.jp/gogaku/spanish/
NHKのテレビ、ラジオスペイン語講座です。ラジオはストリーミングで視聴可能です。日本語で分かりやすい解説があり、日常で使える言い回しを多く学ぶことができます。

6、Busuu(一部有料)

公式ウェブサイト:busuu.com/ja
レベルに合わせてスペイン語を学べるアプリです。文法の解説が丁寧で、会話形式での学習が可能な為、文法と単語を同時に身に着けることができます。